見出し画像

怖い体験

こんにちは、横浜関内でアルゼンチンタンゴ講師をしていますJUNKOです

今回はアルゼンチン、ブエノス・アイレスに滞在していた時の怖い体験話をしたいと思います

あれはタンゴの世界大会を見に行ったとき、予選が行われていたのはBOCA

観光地ではあるけど、一本隣の道に入ってしまったら命の危険があるほど危ない地域です

会場を出たのは19時過ぎ、外はもう暗く大きな灯りがついているのは大会会場くらい

当たり前に帰りの手段はタクシー一択

でもタクシー待ちの人でごった返しているのを見て、この前この近くのバス停からバスに乗って帰ったことを思い出した

バスで帰れるじゃん!

確かこの道をまっすぐ行けばあるはず

友達と食事の約束をしていた私は少し焦っていた

そしてちょっとブエノスの生活に慣れてきて気が緩んでいたときだった

方向音痴であることさえも忘れて、暗い道の方へ1人で歩き始めた

歩き始めた時は周りにたくさん人がいて同じ方向に歩いていたので、同じバスに乗るんだと思っていた

しかし、1ブロックごとにどんどん人が少なくなっていく...

最終的に 私の前には人がいない

私の後ろには1組のカップルだけ

いっぱいいた人たちは、路駐していた車に乗ってしまったのだった

なんか、道間違えてるかな...と不安になり、右の路地に見覚えがある気がしてそちらへ少し歩いたところで5、6人の男性が小さい車からゾロゾロ出てくるのが見えた

何か嫌な感じがした

やっぱり元の道に戻ろうとした時

私の後を歩いていたカップルにその5、6人の男性が襲いかかったのだ

手にはピストルのような物も持っているみたい

カップルの女性は羽交締めにされ、男性は殴られていたか、ピストルでおどされていたかは暗くてわからなかった...

一瞬の出来事だったけど脳裏に焼きついている

私は踵を返し大会の会場まで全速力でダッシュした

こんな時、声が出ない

逃げるので精一杯

会場の表門も既に閉まっていて人もいない

かろうじて小さな灯りだけ

やばい

やばい

やばい

早くタクシー!!!

なんとかウーバーを呼んでボカから離れることが出来た

こんなことが起こります

実話です

ちょっとタイミングがズレていたら、襲われていたのは私だったかもしれない...
そう思ったらゾッとします

夜1人で...
危険なエリアで...

日本でも同じかもしれませんが、特に海外では危険度が増します

慣れてきた頃に危険は迫ってきます

その後、合流した友達に話しを聞いてもらいなんとか平常心を取り戻しましたが、今でも思い出すと怖いです

本当にこんなことが起こるんだ...と

ブエノスのミロンガは夜中や朝方に帰ることが多いです

十分に気をつけないといけないですね

という怖かったお話でしたw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?