コロナ時代の寂しさは。。。

単身赴任最後の2年間は、コロナ全盛期という事もあり主人が家に帰って来る回数も極端に減っていました。
コロナの広まりと共に今までにない閉塞感を感じていたのは、誰も一緒だったと思います。

なんとも言えない、無力感と孤独感。
そんな「寂しさ」を紛らわせてくれたのは、ピアニストの小曾根真さんのライブ配信でした。毎晩ひとつの場所に集まってくる人とのつながりを感じて、今までにないあたたかな気持ちになったのを覚えています。
見知らぬ人と人を繋ぎ、みんなを癒してくださった小曾根さんには本当に感謝しかありません。

この時期は、主人の事を考えることも少なく、なかなか会えなくなったダンス仲間とのつながりを再確認したり、家族以外との人との関係に感動したりする事が多かったように思います。

それでも、単身赴任が終わって帰って来ても一緒に楽しく過ごせるように、25年ぶりにゴルフを再開しようとゴルフ教室に通ったりと、それなりに心の準備をして過ごしたつもり。

「だって私たち夫婦は結構仲良しなんだもん。」

この思いがまさかのもろくて危うい砂の城だったとは。。。