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美術館・美術家・美術品。

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主に愛知県の美術館の見学記録。
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#美術館

瀬戸市美術館『北川民次と久保貞次郎』

とりあえずお詫びから入るスタイルが定着しつつある。 先日、名古屋市美術館『北川民次展』の…

名都美術館『旅する堀文子』後期展示

先日、名都美術館の『旅する堀文子・スケッチに刻まれた人生』前期展示について記事を書きま…

名古屋市美術館『北川民次展』

まずはお詫び。夢中になって記事を書いているうちに、名古屋市美術館での最終日、九月八日を迎…

名都美術館『旅する堀文子』前期展示

名都美術館『旅する堀文子・スケッチに刻まれた人生』 堀文子氏は、2019年に100歳でお亡くな…

篠田桃紅『107年のキセキ』(その3)

前回からの続き。 一通り、古川美術館の展示を見終わったので、別館の爲三郎記念館に異動。 …

篠田桃紅『107年のキセキ』(その2)

前回からの続き。 Gone with the Wind わが名をよびて これも、三好達治の一節を書いた作品…

篠田桃紅『107年のキセキ』(その1)

古川美術館 分館 爲三郎記念館 追悼 藤田桃紅『107年のキセキ』展 篠田桃紅氏は、2022年に107歳でお亡くなりになった、女性の芸術家です。戦前の満州生まれ。書家として活動を始め、戦後に抽象的な作品に移り、一時渡米、当時のアメリカ抽象表現主義の影響を受け、墨や和紙はもとより、胡粉、朱、金銀泥、金銀箔などの日本古来の材料で、抽象的な表現活動を続けた方であるとのこと。 不勉強にて、その「篠田桃紅」の名を知ったのは、しばらく前の、岐阜県に新しい美術館が出来た、というニュー

藤井達吉『墨色百景』

碧南市藤井達吉現代美術館コレクション展 館名に冠された藤井達吉氏の作品の数々を、 回を重…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その3)

前々回、前回に続いて、その3。これで終わりにします。 椿貞夫 後から知りましたが、岸田劉…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その2)

前回の続き。 萬鉄五郎 あの真っ赤な幾何学図形の『もたれて立つ人』は知ってた。 『裸体美…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その1)

碧南市藤井達吉現代美術館にて、七月五日観覧。 春陽会って何だろう? 帝国美術院、二科会…