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美術館・美術家・美術品。

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『♯行ったよらでんちゃん』相当。
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記事一覧

篠田桃紅『107年のキセキ』(その3)

前回からの続き。 一通り、古川美術館の展示を見終わったので、別館の爲三郎記念館に異動。 …

篠田桃紅『107年のキセキ』(その2)

前回からの続き。 Gone with the Wind わが名をよびて これも、三好達治の一節を書いた作品…

篠田桃紅『107年のキセキ』(その1)

古川美術館 分館 爲三郎記念館 追悼 藤田桃紅『107年のキセキ』展 篠田桃紅氏は、2022年…

藤井達吉『墨色百景』

碧南市藤井達吉現代美術館コレクション展 館名に冠された藤井達吉氏の作品の数々を、 回を重…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その3)

前々回、前回に続いて、その3。これで終わりにします。 椿貞夫 後から知りましたが、岸田劉…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その2)

前回の続き。 萬鉄五郎 あの真っ赤な幾何学図形の『もたれて立つ人』は知ってた。 『裸体美…

『春陽会誕生100年 それぞれの闘い』展覧会記録(その1)

碧南市藤井達吉現代美術館にて、七月五日観覧。 春陽会って何だろう? 帝国美術院、二科会に次いで第三の洋画団体として成立した「春陽会」ということなのですが、よくわかりません。 なので、先に、個人的に勝手に持ってる印象をざっくりまとめちゃいます。 そもそもの院展がアカデミックというか権威というか、本道というかなんというかで、それに対抗してできた二科会は、革新的というか、かなりPOPな団体って印象。最近では芸能人とかも多いし。 で、第三の団体としての春陽会。どんな人がいるん