おばあちゃんへの手紙 最終章-3
100%負ける相手と戦い続ける日々なのだから、
我々生命の中には
無意識に何か得体の知れない
不安や恐れといった
居心地の悪さがつきまとうのも当然だ。
そしてそれを解消するために、
人は知らず知らず
一見生存とは関係ないようなものまでも、
夢や願いを抱いて、
それを叶え続けていこうとする。
これは
まるで何か願いを叶え続けていないと死ぬ
という活動(これが“生きる”ということだが)への依存症のようなものに感じる。
アルコール依存症との同じだ。
それがないと不安でいられな