見出し画像

就職活動のオンラインサロンって結局どうなの?

コロナウイルスの影響から、2021年卒の学生から就活オンライン時代が到来しました。

最も影響を受けたのは説明会や面接、適性検査ではあると思いますが、就活生の情報収集にも影響を与えたと考えられます。

いかんせん大学に通うことが制限されるのでインターネット上で情報収集が活発になったのでしょう。それとも、単純に暇な時間が増えたのかもしれません。

youtubeやtwitterを用いた就活、オンライン講座などもありますが、ここでは就活オンラインサロンを取り上げてみたいと思います。

というかオンラインサロンに所属していた私の本音です。

1.そもそもオンラインサロンとは?

オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。*wikipedia参照

就職活動に限っていうのであれば500〜3000円ほど払ってコミュニティに参加し、講義を受けたり面接やグループディスカッションの対策をしている印象です。

例えばサムライ就活サロン、トップ就活、キャリモモ、キャリコン、ビハインド就活、エルトサロンなどなど…
(twitterから就活始めたからそっちに知識が寄っているのはごめんなさい…)

やはり、オンラインでの就職活動や情報収集が活発となった昨年辺り、もしくはその少し前に乱立した印象が強いです。そうではないところも勿論ありますが。


2.批判されている点

恐らく以下の3点がメインかと思っています。

①金銭面と効果のつり合い
②運営者と所属者の雰囲気
③不平等

順を追って見ていきましょう。

①金銭面と効果のつり合い

就職活動はお金を払って結果が出るかと言われるとそんなことはない世界です。

実際、対策はしてるんだろうけどサロンの人程ではない人で、でもやりたいことや本人の能力と合致して内定をもらう例を多々見てきました。

というか企業としてはそういう人を採りたいんだろうよ、就活に特化した人じゃなくて…

なのでどんなに面接練習をしようと自己分析をしようと無理な時は無理です。成果が出ないことをお金の無駄と考えるなら必ずしも有用とは言えないです。

学生にお金は貴重。

②運営者と所属者の雰囲気

「カルトじみている」とか「胡散臭い」ってやつです。

他サロンも併用している人から雰囲気の違いを言われたことがあります。

学生同士が競い合う風土のところ、協力する風土のところ、創始者の意見が全てみたいなところ、講義への出席度…合う合わないによって結構効果とか満足度は違うと思います。

でも指導?に関して運営者の経験に基づく部分が大半なので、運営者の経歴を調べることをお勧めします。

運営者の職業や就活の仕方(軸と呼ばれるもの、企業の判断基準、時期や受ける会社数、対策方法)が根本になりますので。みんな自分が正しいと信じてますしね…

③不平等

所属者や他サロンの話を聞いて不満として耳にする機会がありました。

第一には目立つ学生が支援してもらいやすい。ということです。

まあ運営者も人間なのでね。ある程度は仕方ないとは思いますが。みんなお金を払って所属しているので一定ラインの補助内容はあって良いと思います。

気に入らない人は見捨てる対応については組織の運営者としてゴミでしかるべき、と思っています。

言われたことはちゃんとやること、積極的にコメントとかで運営者にビビらず話しかける、組織の中で行動する、という気概はないと金額分は持って来れないかな…

あとは私が受ける業界が特殊だったため、サポートが死ぬほど受けにくかったです。基礎しか情報ない!実績は確認!!!

一部の人で商社とコンサルとITが勝ち組みたいな思考が蔓延っていたのも思考の偏りですね。私は特殊すぎて逆に大丈夫でしたが人によっては疎外感えげつなかったでしょうね。。。


3.個人の感想として

個人的には入ったことにそこまで後悔はしてないです。

就職活動をする際に幅広く業界を見たいと思って踏み込んだ就活サロンでしたが、様々な思いを持って就活している仲間、入社だけでなくいきいきと将来に向かう仲間と出会って仲良くした日々は宝物です。

自分自身は思い描いた通りの結果が出たとは言いにくいのですが…笑

新卒入社以降のキャリアを考えるようになったこと、上昇志向を抱くようになったこと、これらはきっとオンラインサロンの影響かなと思います。あとは自分の意見に対して異なる観点・バックグラウンドからの意見もたくさん得られて勉強になりました。

また、大学で周りが続々と終活して辛いときに一緒に作業をしたり、支え合ったのは紛れもなくサロンのメンバーでした。サロンメンバーも終わるの早い人は本当に早かったですが、それでも就活を続ける人が多かったからできたことですね。

ただ、もっと活用できた気しかしません。ビビって行動に二の足を踏んだ場面が多々あり、金額分を自分の身に付けたかは微妙です。結局第一志望郡全滅してるしな?

恐らくサロン内で結構行動したと思われている私でもこんな感じなので金額分を自分の身に付けるのは相当大変だと思います。

お金の価値を人脈に割きたいなら入ればいいと思うし結果に割きたいなら価値がないという判定になる確率が上がるんだと思います。ただし、あなたが人脈を確保できる分の行動を取れるなら、という条件付きです。

あ、ただ、私は毎日コツコツやってたら目に止めてもらった人間なので、積極性のほかに地道さも大事です。それだけは言えます。

ただ、後半はもう就職活動を終えた人が身の回りにもサロンにも多く、疎外感がえげつなかったしコンテンツもほぼなかったし、行動するだけの気力もなかったので、5月くらいで抜ければよかったかもなあ…とは思います。


4.おまけ:節約したければ

この項はおまけです笑

お金を使わずに就活講座と面接練習だけをしたいのであれば、ONECAREERの講座と元人事さんの講義・面接コミュニティの活用がおすすめです。

私は元人事さんの面接コミュニティはdiscordわからなくて使えなかったんですが、皆さんは上手く活用してください笑。知らない人に面接見てもらいたかった…

今twitterは業者がうじゃうじゃいるのであまりお勧めしません笑

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?