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あれば役に立つのならその姿であろう 【エッセイ】

先日、16Personalitiesという自己診断をやった。こういう類のものは信じる信じない、参考にするしないを抜きにして、何の気なしにやってきた。16Personalitiesも4回目くらいだろうか?

その時々でメンタリティーはぶれるものだし、質問に対する心の反応によっても診断は多少変わるだろう。心のあり方ではなく、小さなクセのために自己暗示をかけて診断結果を捏造して思い込む、という現象はあちこちで起こっているように思う。

というわけで、考え込まず、直感で、グレーゾーンを恐れず、やってみた。それでも質問の後半になってくると集中力が途切れるというか「自分の良いとこ見せたい」とか「自分はこうであってほしい」みたいな希望が顔を出すのがまた面白い。欺瞞や誘導の種を都度潰しながら、すべての質問に答えた結果……

INFP-T 仲介者

またお前かーい! これ以外になったことがない。もはや僕にとってこの診断は16Personalitiesではなく、1Personalityだ。つまらん!

似たような診断は星の数ほどあります。この診断法を知らない方へ簡単に原理を紹介すると、

E 外交的【意識】内向的 I
N 直感型【エネルギー】現実型 S
T 論理型【気質】道理型 F
J 計画型【戦術】探索型 P
A 主張型【アイデンティティ】慎重型 T

質問に答えていくと、それぞれの軸でどちらに傾いているかが判断され、アルファベットが並んでいく。こういう流れで診断が決まります。

今回の診断の中でとくに偏りが大きかったのは、エネルギーが直感型N、アイデンティティが慎重型T、戦術が探索型Pあたりでした。あとは半々のどっちか寄り、くらい。

INFP-Tの偉人はJ.R.R.トールキンとかウィリアム シェイクスピアらしいです。表現力や創造性がある(と診断された)のは嬉しいことだけど、どうも理想主義が強すぎて生きにくいのは確かですかね(胸に手を当てる)

もう少ししたら不惑の年になるので、この自分で生きていくしかないんだなぁ、と少しばかり感慨に耽ってしまいました。人格や性向が変わるくらいの体験や環境はいくらでもあったわけで、それでもずっとここに佇んでいるのなら、そういうことなのでしょう。

人格を無理やり創作に紐づけようとせずとも「比喩、たとえ話、第二言語・第三言語」といったINFP-Tに出てくるキーワードは割と実社会でも役に立ちそうです。もちろん論理的思考や社交性などに比べたら弱いかもしれないけど、あれば役に立つのならその姿であろうと思う次第です。
小説や詩を書くだけでなく、また英語やインドの言語をやり直してみようと思います。とりあえず思っただけです。

#日記  #エッセイ

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