【マリノス】GS第3節シドニーFC戦感想【ACL2022】
ACL第3戦はシドニーFCと対戦しました。結果は1−0でなんとか勝利しました。
フォーメーション
ターンオーバーを実施して、トップにレオセアラ、最終ラインにエドゥアルドを起用、マルコスがトップ下で先発しました。
試合展開(得点経過)
1得点目 後半36分 角田 涼太郎(マリノス)
水沼のコーナーキックはニアへ。レオセアラがそらしたボールはセーブされますが、クリアボールを拾った角田のシュートが決まり、待望の先制点を奪いました。
気になるポイント3つ
1.またもセットプレーからの得点
またもセットプレーからゴールが生まれました。今大会の3ゴールは全てセットプレーからです。セットプレーから得点できてることは良いですが、流れの中から得点できていないのが気になります。
2.気になるパスミスの多さ
ACL第1戦から気になってますが、簡単なパスミスでチャンスを潰したり相手にボールを渡してしまうプレーが多いです。試合を重ねるごとに徐々に減ってきていますが、本来のマリノスのプレーではないです。
気温や湿度、芝の問題もあると思います。相手も同じようにミスしてくれているので助かってますが、いつか致命的なミスが生まれそうです。すでにGSも折返しなので、早く慣れたいですね。
ただ、後半25分の選手交代あたりからスムーズにパスが回ってマリノスらしい攻撃の形が作れていました。これを90分通してできれば相手がどこでも勝てるでしょう。
3.ウイングの選手の不調
マリノスらしい攻撃の形がなかなか作れない原因の1つにウイングの選手の不調が挙げられます。
仲川は攻守に献身的なプレーを見せてくれていますが、攻撃面で得点に繋がるようなプレーができていません。もっと積極的に仕掛けてほしいです。
はボールに絡む機会は多いもののやはり得点に繋がるプレーができていません。とにかくクロスとシュートの精度を上げてほしいです。
水沼、エウベルに関しては比較的いつものプレーを見せてくれていますが、もっと積極的に得点を狙ってほしいです。自分からどんどんシュートに持ち込んでもいいと思います。
全体を通して
試合を通してボールキープして攻めるマリノスと守ってカウンターを仕掛けるシドニーFCという構図でしたが、お互いにミスもあってなかなか決定機が作れませんでした。
そんな状態で途中出場の角田のゴールで勝利できたことは非常に大きいです。今日引き分け以下に終わっていたらGS突破がかなり苦しくなっていました。角田のゴールはまさに値千金でした。
次の試合に向けて
次は4/25の月曜日に再びシドニーFCと対戦します。戦ったばかりでやりにくさもあると思いますが、マリノスはターンオーバーで先発メンバーが変わることが予想されます。
マリノスはここまで試合ごとにかなりの選手を入れ替えるターンオーバーをしてきました。過密日程による疲労を考慮してのことですが、選手層の厚さによってここまでは機能していると言えます。
過密日程のGSも折り返しを迎えてここからが本当に各チームともに疲労との戦いになります。ここまでターンオーバーして選手のコンディションをコントロールしてきた成果が出てくるはずです。
環境への慣れと良いコンディションの選手を起用できることによって、GS後半戦はもっとマリノスらしいサッカーを見せてくれるでしょう。
それでは、この辺で失礼します。
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