見出し画像

サンニッパを借りてみた

こんにちは、自転車のレースを撮影することが多い万鈞です。
以前「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」をレンタルしたことを記事にしましたが、今回エンデューロレースを撮影するに当たり思い切って300mm f2.8 通称サンニッパをレンタルしてみました。


はじめに


撮影場所は日本海間瀬サーキットで行われる通称「間瀬4耐」は速い選手で一周3分ほどで回る4時間の耐久レースのため、カメラマン目線だと撮影のチャンスが非常に多いレースです。

以前にもこのレースで撮影したことがあるため勝手がわかることもあり、思い切ってサンニッパを試してみることにしました。

さて、前回借りたときからメイン機が変わり(Nikon Z50 → Sony α7C II)借りたのはソニーのFE 300mm F2.8 GM OSS(SEL300F28GM)です。

アマゾンのリンクを見てもらうとわかりますが、買うと驚きのお値段ですねぇ。私にはとても手が出ません。
ですがレンタルならある程度現実的なお値段で使うことができます。

レンズの基本情報

ではザックリと今回借りたレンズのスペックを見てみましょう。

レンズ名 : FE 300mm F2.8 GM OSS (SEL300F28GM)
焦点距離 : 300mm (単焦点)
開放絞り : F2.8
重量 : 1470g
対応マウント : ソニーEマウント
メーカー : ソニー

2024年2月に販売開始のモデルということもありこのクラスとしては軽い重量が目に止まります。
なお、ボディは手持ちのコンパクトモデルα7C IIなので完全にレンズに負けていますがここは素人なのでやむなし……。

また、単焦点は以前いわゆる撒き餌レンズを使って以来なので、ズームレンズとの違いをどこまでだけるかもポイントです。

レンズ到着~試し撮り

手配~到着

お高いレンズということもあってか、このレンズを貸し出しているサービスは限られていて、今回はマップレンタルさんを利用しました。
レンタルは郵送だと最短で2泊からでしたので前日に試し撮りに行きました。
機材はプラダンの箱に入れられ、しっかりと緩衝材が詰められた状態で到着。返送もこれに入れて送ればいいので手間は少ないですね。

通い箱


いざ手にしてみるとやはり大きい。革調のソフトキャップを外してみるとレンズキャップが付いていなくて焦りましたが、ハードタイプのキャップは付かないものなんですね。

ソフトキャップ
FE 300mm F2.8 GM OSS


一緒に借りた2xのアップコンバータも一緒にボディへ付けてみると、ほぼレンズみたいな見た目になりました。やむなし……(2度目)

装着

なお、このアプコンは悪天候のため本番では出番がありませんでした。

試してみる

それではレンズを持ってお外へGO。
被写体は時間の都合などを考えちょうど満開になっていたひまわり畑にしました。

うーん、これは結構難しぞ。技量や引き出しの無さがバレてしまう。

比較用にFE 20-70mm F4 Gでも撮影。ズームは楽だなぁ。

時間的な制約もありこの日は終了。いざ本番へ。

レース本番、土砂降り

技術の無さに不安を覚えながら迎えた本番ですが、降っても小雨程度の予報が一転、レース開始前に降り出した雨は足元を川のようにするような土砂降りとなりました。
レース開始直前の可否判断の頃には一旦落ち着きましたが、レースが始まると再び雨脚は強まって強弱を繰り返す撮影泣かせのコンディションになってしました。

結果として雨で機材を濡らさないよう神経を使いながらの撮影となってしまい、構図や設定などが似通ったものばかりとなってしまいました。

土砂降り
ピットに交代の合図を送る
性能を活かしきれてはいないけど水の描写はイイ
SS1/80
背景には空と日本海が映るはずだった
スプリント

まとめ


屋外スポーツの為仕方のないことなのですがこの日のために用意した機材を十分に活かせなかったのは消化不良感は残りますね。
それでも手持ちの機材だけでは撮れなかったであろう絵を残せたのは収穫でした。
また、単焦点ゆえの難しさもありました。現在は手持ちに単焦点レンズがないので、機会を見つけて単焦点をもっと使ってみたいですね。

おまけ

この時の写真をYoeleo Japan様にお使いいただきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?