クリエイティブらしい生き方
クリエイティブな人というのは、どのくらいいるのだろうか?
自称クリティエイブな人はたくさんいるが、その中でも本当にクリエイティブな人というのは、10人1人いれば良い方だろう。
そこで、クリエイティブな人の特徴を考えてみた。
それは、どのクリエイティブな人にでも共通する部分であり、自称クリエイティブな人でも持っている人は持っているものである。
それは、物や人にこだわりを持つということです。
人にこだわりを持てというと、コミュニケーション上では、めんどくさいやつだと思われるかもしれないが、クリエイティブな人は、クリエイティブな人とのつながりを大切にしている人たちである。(もちろん、経営者やクリエイティブに関心を持ってくれる人たちともつながりも大事です。)
そういった、クリエイティブな集団に身を置くことで、様々な情報交換や、実際の交流を通して刺激をもらい、さらに上を目指していくことが可能になる。
物にこだわりを持つというのは、誰しも思ったことではあるが、物に興味を持てない人は、物の魅力を十分に伝えられないし、物に感謝することも出来ないだろう。
もっともクリエイティブな人というのは、物のこだわりに関しても、かなり濃縮したような考え方を持っている。
それは、自分が普段何気に使っているものから得られる力が大きいことを知っているからこそ、最低でも部屋に置いてあるもの全てにこだわりを持つ必要がある。
一つでも直観であれ、不要なものだったり、嫌いなものがあれば、それに気づいた瞬間に捨てて、また新たな力育むような素晴らしい循環がある。このことは、分かりやすく言うと、部屋を掃除した後の爽快感にも似ているような気がするが、それよりもさらに大きな力であるに違いない。
こだわりのものしか置かないことで、部屋からほとんど物が無くなるかもしれないが、それでも無いことから、得られる力というものも作り出すことが出来る。
僕が、クリエイティブな人であると思っている人のために、僕の物のこだわりというものを紹介しておきたい。
それは、NYで買った紺のマグカップとドンキで買ったデザインがシンプルな水筒である。水筒は、口を直接つけて飲むようなかたちになっているが、それは、あまり好きではないので、普段は、先ほど言ったマグカップに移して飲んでいる。外出時は、紙コップなどを用意してそれを使って飲めるようにしてある。そっちの方がいつでも気持ち良く飲めるからだ。
それ以外だと、アウスレーゼ スキンコンディショナーNA(乳液)やジブリで買った魔女の宅急便のジジ(猫のぬいぐるみ)、小学校時代、修学旅行で買った、座敷わらしのお人形、あとは、ペン立てとしてプリングスの空いた缶をきれいにして使っている。
こだわりはあればあるほど良い。ただ、何も持たない生き方もある意味、物にこだわっているからこその生き方だともいえる。
クリエイティブらしい生き方とは、自己を追究し自身の感性を日々磨きながら、作品を作り続けることだ。
もちろん、自分にとってのクリエイティブとは?という考えは、人によってさまざまであってもいいと思う。そういったことも踏まえてクリエイティブらしい生き方を考えて実践して欲しい。