あんなこんなコロナ記:オンライン授業とは
大学生活が大打撃
緊急事態宣言が終わり、その反動なのかなんなのか、日本は急速に「コロナ前」の生活に戻ろうとしているように思える。東京の感染者数は7月以降毎日200人前後をウロウロしているが、以前のようにテレワークやオンラインコミュニケーションを強く言われないし、やっている人もいない。罹患の恐怖すら忘れようとしているように思える。
私の印象では、5月末の緊急事態宣言明けからそうだった。何故そんなに大勢で会食するのか本当に不思議だったが「予防しているから大丈夫なのだろう」と思っていた。そんな事はなかったようで、急速に感染者数は増えている。基本は、3密でクラスタ感染が起こるということらしい。3密を避けられていないということか。
そしてそんな中、まったく元の生活に戻れていないのが大学だそうだ。4月からオンライン授業、または、5月のGW明けからずっとオンライン授業。大学だけが対面授業を再開していないという。(先生方が校舎で作業することはところによってあるようだ)
しかし大学とは楽しいところなのだな
Twitterにも美大生の新入生の方や、新入生ではないけど大学生活が突然オンラインになった学生からの悲痛な声が漫画となって投稿されていた。
新入生の方、特に作業室の必要な美大生は、作業個室の確保だけでもなんとかしてあげてほしいと思う。Zoomで踊りの習い事を行っているのを聞くと、Zoomでも創作指導が出来たりはしないか。それは素人考えか。
同時に、三回生という学生さんの漫画を読んで驚いた。大学というのは、本当に楽しそうなところだった。
大学生活って、将来への夢と希望が詰まっているんだな……。これを奪われているのはつらいだろう。
しかしTwitterを見ていても「課題」の多さと、授業準備の大変さは学生側と先生側の双方から聞こえてくる。お互いこうならなんとかならないのかな、という気もする。
あと、漫画を見るとこの学生さんの授業は動画、つまり録画授業と思われるのだけど、双方向性のなさもストレスの一因ではないだろうか。詳しく知らないが、リアルタイム授業をZoomで行うタイプの授業の場合も、先生の顔さえ画面に映らない事もあるらしい。つまりラジオ講義である。
プライバシー問題など色々あるようだ。特に新入生同士だとオンタイムでゼミのように語り合う授業はなかなか難しいのだろうな。
ところで私自身は、いちおう院も存在する大学に通っていたはずだったのだが、TA(ティーチングアシスタント)などという方はいらっしゃらなかったし、院生自体学内にいるのかどうか知らなかった。
普通の、(しかし、私にとってみれば優秀な)大学では、院生が身近にいたり、共同研究室で博士研究員の先生方に質問できたりするのだろうか。いいなあ……。
私の母校のような大学だったら、オンラインでも十分だったかも知れない。授業後にオンライン交流会や勉強会を開いて自由参加で集まれば、学年を超えて交流も可能なのではないか。
なんとなく、自分の大学生活を思い出して自己反省へと導かれた。全然他人に心の開けない、異論と議論の出来ない偏屈な学生だった。一人の方が気が楽だった。まあ若かりし頃の出来事であり、色々あったので、仕方ないが。
コロナ避けしつつ、学生さん達の学生生活の回復もなんとかならないかな。かといって、再開した小中高も授業の遅れを取り戻すために授業数が多くてかなりたいへんらしい。何かこう、融通の利かない政策だな……。
私的には、オンライン授業がリアルタイムで双方向性があるなら、参加するのは結構楽しいと思う。これは自分が市民講座マニアなのでその感想。先生の講義を聞き続ける授業で面白いケースもあるが、議論時間があると更に充実度が高まる。
今日はぼちぼちな一日でしょう
運動不足は心身によくないということで、出来れば日々30分程度のウォーキングをして行きたいと思っている。しかし結局休日以外ゆっくり散歩する余裕がない。
発想をちょっと変え、というか、多くの人がやっていると思うけど、帰宅時に余分に散歩する事にした。休日は買い物と合わせてどうしても日中の散歩になりがちだ。久々に夕暮れ時に散歩したら、飲み屋さんの様子が伺えた。窓を大きく開けて営業しているお店、オープンテラスのお店、色々あった。いつもと違う様子が見えてよかった。
あと、緊急事態宣言中のGWに早朝散歩で訪れた公園を久しぶりに散歩したところ、花壇の花が終わって緑ばかりになっていた。バラが多かった。花の盛りを人目に触れず終えたのか。ちょっとさみしくなった。
本当は最寄り駅の一つ前で下車して「ひと駅分歩く」が良いのだろう。私の場合、それがちょっと時間が掛かり過ぎるので微妙……なのです。うーん。
明日は散歩どうしようかな。
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