見出し画像

見えない誰かに思いを馳せて、一つのアクションを起こしてみたら

May 1-7,2023

前略 お変わりなくお過ごしですか。
私の会社は「暦通り」の出勤なので、1、2日は仕事をして、3〜7日までのゴールデンウイークを思う存分満喫しました。
自分の会社の決算業務を行っていたため、一昨年までの11年間はずっと遊んでいなかったのが嘘のようです。

数年前からぼんやりと検討しつつ、1年前から本格的に考えていたことを、この連休中にようやく実現することができました。
「ヘアドネーション」です。

ヘアドネーション(Hair Donation)とは、小児がんや白血病などの病気、不慮の事故等で髪の毛を失った子どもたちに対し、医療用ウィッグを無償で提供する活動のこと。ヘアドネーションによる医療用ウィッグは100%人毛でできているため、見た目や質感がとても自然。髪の毛がないことで「人に会うのが恥ずかしい」「学校へ行きにくい」といった悩みを抱える子どもたちの社会復帰を手助けする、重要なアイテムとなっています。

ヘアドネーション美容院・サロンメディアHPより引用

なぜ、ヘアドネーションをしようと思ったの?と聞かれそうですね。
幼少期から、健康的な髪の毛を周囲からほめていただいたり、
O.ヘンリーの小説『賢者の贈り物』への憧れがあったりしたことが大きな要因だと思います。
少額ながらも寄付をすることはあります。
しかし、「誰かのために、何かをする」という余裕は、まだまだ備わっていないのも事実です。
西川きよし師匠がおっしゃるように、小さなことからコツコツと、自分にできる小さなことを積み重ねていきたいなと考えています。
年齢を重ねたのでしょう。

仙骨から20センチ上あたりまで伸びていました
さらば、11年を共にしたロングヘア
顔が大きいので、キノコっぽいですが…さっぱり!

10年以上もロングヘアだったので、ミディアムヘアが似合っているのかいないのかさっぱり分からず、今は不安しかありません。
とはいえ、なんだかとても清々しい気持ちにはなりました。
私の存在意義を高めていただいた気がします。

今回、JHD&Cという団体さんに大切な分身たちを送らせていただきました。
誰かのウイッグとして、新しい命を授けられるのだろうなと期待に胸を膨らませています。

大切にしていた髪が無事届きますように
こちらこそ、素敵な機会をありがとう

いよいよ明日から、職場復帰です。
大袈裟ですが、5日間たっぷりと遊びましたので、その言葉がピッタリですね。
東京は雨降りの朝となりました。
連休で上昇した心を鎮めるには、最適な潤いかもしれません。

かしこ
令和5年5月7日
ネコタルー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?