転職業者で採用率変わらんから、素直に大手の転職業者使っておいた方がいいよ

転職業者、どこを使えばいいか迷う人はいないだろうか?
「特定の会社に強いエージェントがいる」というが、本当なのだろうか?
実際にIT企業で採用側をしていた筆者の知見からこの質問に回答を出そうと思う。

ちなみに、結論はタイトルの通りなので、せっかちさんは読まなくていいと思う。

そもそも転職業者を使って不利にならないの?

この問題に関しては以下の記事で解説しているのでよかったらぜひ。

じゃあ転職業者を使うと有利になるの?

ならない。絶対にならない。

転職業者がアドバイスしてくれたり、面接対策、スケジュール調整してくれるので、忙しい中転職活動している人は「便利」になると思うが、「有利」にはならない。

採用目線、「〇〇さんのところから紹介されたから面接しよー」ということは絶対にない。しっかりと職務経歴書を拝見し「この人良さそうだな」と思って面接にお呼びする。

特定の会社の転職に強い会社があるって聞いたけど?

そんなものあるはずがない。過大広告ギリギリの詐欺1歩手前の謳い文句だと筆者は思う。

素材作成用 (20)

転職希望者の希望を無視して、有名企業に受けさせまくり、そのうち1人でも受かれば「今月も採用者が出たくらい、うちのエージェントは〇〇さんの採用に強い」と言っているに過ぎない。

むしろ採用側目線、採用率の悪いエージェントに限ってこのようなことを言っている気がする。

採用側の希望する人材、ポジションは常に変わるし、面接者だって変わるから採用基準も一定ではない。

というのに、常に「〇〇社に強い転職業者」なんて存在するわけがないのだ。

むしろ特定会社に強いとかいう転職業者は採用されにくい

特定会社に強い!とか言っている転職業者から「希望人材像じゃない応募がたくさん来る」ことがある。

そういう状態が長く続くと「この転職業者からはいい人材来ない」という刷り込みが根ずく。

実際に職務経歴書を読んだうえで上司に「この人どうですか?」とお伺いした際、「え~、〇〇社からの紹介じゃん。本当にいい人?」と煙たがっていたこともある。

また、本筋から離れる小話だが、採用側である筆者から「〇〇エージェントさん。こういうスキルの人たち、募集していないのでもう少しフィルターしてほしい」と依頼したことがある。

その時のエージェントからの回答は「求職者の強い希望で受けたいと言っているので私たちは止められない」だった。

「求人票に書いてあるスキルセットと違うスキルセットの人が強い希望を持つ分けねぇだろ」とは思ったが、これ以上は文句は言わなかった。

実情はそんなもんである。

じゃあ結局どういう転職業者を使うといいの?

大手一択。CMとかで見たことある大手を選択することをお勧めする。

前項で述べているように「採用側が業者・エージェントで求職者を判断すること」はない。
そのため、求職者は「スケジュール調整のうまさ」や「取り扱い求人の幅」で転職業者を選択すべきだ。

個人・中小だとどうしてもマンパワーや投資が足りず、細かいところまで気が回らないことが多い。

また、スケジュール調整ツールなどもなかったりイマイチだったりして、「ずっとメールでエージェントとやり取りする」という負担が生まれてしまう。

そんな中小の事情は「利用者目線、面倒なだけ」なので、大手を使った方が良いというのが筆者の意見だ。

もちろん、中小・個人のエージェントにもスケジュール調整がうまい人もいるとは思う。だが、大手なら組織だって調整をしてくれるので絶対にスケジュール調整が上手い。

人生で重要な決断である転職は「ワンチャンスにかけて便利かもしれない個人・中小」のエージェントを使うより、「絶対に便利な大手を使う」方が良い。

これもまた本筋から外れる話だが、中小のエージェントに限って「面接は14時からです」を、「4時(16時)からです」と求職者に伝えるなどのミスを平気でされることがある。まじで印象悪い。弊社は全社的にやってる求人サービス的に中小エージェントが入り込んでくることあるのが現状だけど、あれ全部辞めて欲しいってずっと上申してる。

最後に

転職という人生で大事な決断。転職業者に流されず、自分の意思をもってやり遂げた方がいい。転職業者は単なる「転職時専属のスケジュール調整とかを手伝ってくれる秘書」くらいの温度感で使うといい。だからこそ、資本の大きな大手を使う方が便利になるだろう。

本文章で転職がうまくいく人が一人でも増えれば幸いである。

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