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読む、れもんらいふデザイン塾vol.5【ゆうこす】

人の心に光を灯す

ゆうこす。
モテクリエイターとしてYouTube、Instagram、Twitterなど、ネットを軸に活動。SNSの総フォロワー数は150万人に及ぶ。その活動領域はSNSの枠を超える。起業家として会社を経営、スキンケアブランドの立ち上げ、900名のインフルエンサーや生配信者の育成。

彼女の言葉は共感を呼ぶだけでなく、そこに熱を与える。彼女は一つひとる旧い皮を脱ぐように進化していった。言葉にできなかった人たちの代弁者から、人の心にビジョンを描くクリエイターへ。そこには緻密な計算がある。果てしない行動の軌跡がある。数えきれない失敗がある。その挑戦と失敗、仮説と検証、喜びと悔しさをくり返して、彼女は自分の〝想い〟を実現していった。

ゆうこすは、人の心に新しい光を灯す。


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こんにちは嶋津亮太です。今回はモテクリエイターとして活躍するゆうこすさんの講義レポートです。彼女の言葉を通して気付いたこと。それは「モテクリエイター」は〝肩書〟ではなく、もはや〝思想〟だということです。最初は「〝モテたい〟と思っている女の子を応援したい」という気持ちから名付けた職業かもしれません。しかし、その想いから生まれた行動や影響、世の中へもたらしたハッピーは、人の心に光を与えています。ゆうこすさんは、講義の中で実用的なことを驚くほど論理的にお話してくれています。それだけでも十分に有益な情報ですが、どうぞ、その奥にある彼女の「心を共鳴させる力」に意識してみてください。大切なことに気付くはずです。


※当レポートの写真は伏見歴堂さん


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人生のデザインは目標からの逆算

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8年前HKT48でアイドルとして活動していました。
そこを一年足らずで辞めました。

話は「モテクリエイター」として活動をはじめた2016年。彼女がはじめた自己プロデュースについて。

ゆうこす
マスに受け入れられるためには〝公式感〟を出さなくちゃいけない。会社を立ち上げて、窓口をちゃんと作りました。そこから「まずは本が必要だ」と思って。本って公式感がありますよね?だから、「売れる、売れないに関わらず、本を出そう」と。とはいえ、いきなり出版社に行ったところで本を出せるわけでもなく。企画書を持ち込みましたが断られました。そこからまた逆算して考えました。「本を出すためには実績が必要だ」。

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