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故郷に想うこと

数日前に福岡市の IT 推進に関連する note を読んだ。

福岡市はかなり前(いつからかは定かではないが)から、
LINE Fukuoka をはじめとした企業と協力してスマートシティ化を
進めている。市長が高島市長になってからだろうか。
私の頭の中の記憶では、まだ「アサデス」に出演していたイメージが
残っている。

私がまだ高校生だったころの福岡市は、生活する分には何の不便もなく、
住みやすい街だったが、今ではそれを遥かに超える住みやすさであることを
最近知った。

福岡で生きる、ということはどういうことなのか。
大都会・東京に出てきた私に東京の人はいつもこう言う。
「福岡って何でもあるじゃん!」「なんで福岡から出てきたの?」
確かに生きやすい街だと思う。
それでも、大きく変わることのない人間関係、地方都市であることには
変わりないことなどが高校生だった私にとっては嫌で嫌で仕方なかった。
今振り返ってみると、何がそんなに嫌だったんだろうと疑問に思うし、
とても斜に構えていたとさえ思う。

私が進学をきっかけに福岡を出た理由は、
大学の選択肢が少ないということ、アートやカルチャーの面で
当時は真新しさを感じられなかったことが挙げられる。

大学生になって東京で生きていくことで、外から福岡を見ることになり、
とても愛おしい場所へと変わっていった。
今では、U ターンしようかなんて考えているくらいである。

IT の推進もいいけど、まだ福岡県内の高校で朝の7時半ごろから
「朝課外」「0時限目」という名の「絶対に出なければいけない補習授業」が行われているのであれば、働き方改革の一貫として
なくしてほしいなと切に願う。もっと若い高校生にも目を向けてほしい。
福岡市や福岡県の教育は今、どんなふうに変わっているのだろうか。

今、福岡市はとても人気がある都市です。
住む場所としても働く場所としても訪れる場所としても魅力にあふれ、
あらゆるランキングで上位に入り、人口もまだまだ増え続けています。

福岡市民や出身者の多くがそれを誇りに思っています。
私もその一人です。

だからこそ、今だけでなく100年先でも、愛される都市であってほしい。
ただ、100年先は都市の在り方も人々の価値観も大きく変わっているはず。

だから、あらゆる変化に対応できるレジリエンスの高い都市、そしてあらゆる問題をスピード解決できるまちであってほしいと考えています。

引用した note に書いていた「100 年先でも愛される都市であってほしい」という文章、本当にそう思う。
今は「IT」「アクセスの良さ」「食べ物がおいしい」などで
注目を集めているけど、ここに「教育」が加わったら
本当に愛される街になるのではないかな、と期待している。

私が今、故郷に想うことは、
常に攻めの姿勢で新しいことにチャレンジできる街であってほしい
ということ。
今の福岡市ならいい方向に進める気がする。

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