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この本との出会い① 『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・カーソン著
最近、すっかりペースが落ちましたが、本を読むことがとても好きです。
今まで読んだものを思いついた順で一冊ずつ挙げて、あれこれと書いてみることにしました。
まずは、『センス・オブ・ワンダー』から。
分子生物学者である福岡伸一さんの本に紹介されていました。福岡さんの文章は科学者ものというよりは、文学的です。
その福岡さんに影響されてこの本を買い、読んでみました。
ある雑誌に掲載されたものを膨らませて単行本にする予定でしたが、完成される前に病で亡くなったとのこと。友人たちが彼女の死の翌年、原稿を整え、写真を加えて本にしたそうです。1965年に原作が出版されてから半世紀以上が経ちますが、今でも本屋に並んでいるロングセラーの名著です。
美しい写真の表紙をめくると、はじめに「この本をロジャーに贈る」とあります。彼女が甥のロジャーと一緒に、海辺の別荘で自然と触れ合いながら過ごした体験が綴られています。彼女自身が子どもと同じピュアな感性を持ち続けていたことがわかります。心暖まる文章だけでなく、各章ごとに載っている写真もとても美しいです。
〜美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性(センス・オブ・ワンダー)〜
子どもたちだけでなく、我々大人もセンスオブワンダーをずっと持ち続けることができれば、どんなに幸せなことでしょう。
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