働くのは何のためなのか

　働くのは何のためなのだろう、それは経済を回していくためなのだと思う。一人一人が経済の歯車となるために、週休2日くらい与えて数十年は働いてもらわないと困るのだろう。

　ぼくは今、1ヶ月旅をしようとしている。一度社会に出たふつうの社会人に1ヶ月の休暇はない。それが許されるのは時間を持て余した一部の資産家か、就職せずに生きている者だけ。

　ぼくは今、社会から離れている。もうすぐ1ヶ月が経つ。社会の空気感がそうさせるが、1ヶ月の休暇がないくらいに働く義務はどこにあるのだろう。自由になれない経済の奴隷に、ぼくはなりたくない。

　経済は回っていく、ぼくが生きていようと、そうじゃなかろうとも。

2021年10月の日記より

引きこもりバックパッカー: マイペースにゆるく海外を旅する思考法

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