外国人を採用したら秘密保持契約を締結しましょう
近年、人手不足のため外国人を雇用する企業が増えつつあります。仕事をしもらう一方、大事な自社情報が漏えいしてしまう可能性があり、秘密情報における管理は喫緊の課題となります。
秘密保持契約を締結してリスクを最小限にコントロールすることについて、経済産業省からも指針が出ております。しかし、せっかく提示した契約書は日本語で外国人労働者に十分に理解してもらえません。母国語の契約書を提示することでトラブル回避の助けになるので、作っておいたほうがよいでしょう。
今回は中国語のひな形をご提供いたします。ぜひご活用ください。
入社時の秘密保持誓約書について
秘密保持契約は締結のタイミングや契約の相手方によって内容を変えたほうがよいでしょう。
今回掲載したのは従業員等の入社時のものとなります。
また、外国人労働者は日本人より転職が多いため、入社時に、前職(転職前に在籍していた企業)における秘密情報保持義務の確認や退職後の秘密保持義務までに踏み込んで詳細に規定しておいたほうがよいでしょう。
本ひな形の特徴
本ひな形は経済産業省公式サイトに掲載されているサンプルをベースに作成されています。含まれる項目はこちらとなります。
・在職時の秘密保持
・退職後の秘密保持
・損害賠償
・第三者の秘密情報
・第三者に対する守秘義務等の遵守
・創出等した情報の報告及び帰属
・準拠法及び合意管轄
注意点
中国語のひな形は和文を忠実に翻訳したもので、中国スタイルではありません。和文の中国語訳としてご利用ください。
本ひな形は法的な責任を負うものではありません。必要に応じて弁護士などにご相談ください。
その他
微調整であれば一回目無料でご要望通り修正・追記いたします。大幅な修正や二回目以後はご相談ください。
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