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タテかヨコか
かつて写真と言えば、横のものが多かったと思います。フィルム時代のアルバムを見ても横に写したものが多く、写真館で晴れ着姿を写したものは縦だったりしましたが、圧倒的に横の写真が多かったと思います。
スマホの登場により、画面を縦に見るのに合わせて縦の写真が増えてきて、サムネールやバナーは縦型が増えてきました。インスタグラム用に正方形の写真も多いですね。
見る媒体に合わせて写真のフレームが変わっていくのは、時代の流れを見ているようで面白いものです。
わたしが愛用しているCanonの一眼はアスペクト比の初期設定が3:2で、35mmフィルムの影響がそのまま残っています。これは設定で変更できますが、なんとなくこれが一番好きなので、そのままにしています。なので、インスタグラムに投稿する際も、アスペクト比は3:2のままです。ただし、インスタグラムに縦の写真を投稿しようとすると、スマホ写真のアスペクト比の4:3が採用されて、上下が若干切れてしまいます。
どの媒体で見るか。それに合わせてフレーミングも変わる時代になりました。プリントで写真を見る時代にはなかった概念ですが、面白いものですね。
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