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LinkedInスカウト 法人ライセンスとリクルーターLiteを比較してみた。~LinkedInのビジネスパートナーが解説~

こんにちは。LinkedInのビジネスパートナーをしています。日本でリンクトインがもっと流行ってほしいという思いで情報発信をしています。このnoteでは、採用ツールとしてLinkedIn導入を検討している方向けに、法人契約のスカウトライセンスと個人契約のスカウトライセンス(リクルーターLite)の違いを解説します。

▼そもそもLinkedIn(リンクトイン)って何?という方はこちらをご覧ください。

リクルーターLiteとは

LinkedInのスカウトツールには、法人契約ライセンスと個人契約ライセンスがあります。LinkedInを使用して採用活動しているほとんどの企業は法人契約ライセンスを契約していますが、年間契約で固定費がかかりますので本契約の前に試し使いしてみたい方もいると思います。そんな方にお勧めなのが「リクルーターライト(Recruiter Lite)」というプランです。リンクトインのスカウトを月1万円ちょっとでお試しできますので、本格活用の前に試しに導入検討するにはよいプランだと思います。しかも1か月の無料トライアル期間があります。※2022年1月時点
しかし当然ですが、法人契約ライセンスと比較すると、機能面も量も劣ります。「リクルーターライトでの活動結果は、リンクトインのポテンシャルを最大限に引き出せていない状態である!」という理解のもと、ご活用ください。

とにかく早く比較して決めたい!という方向けに、先に比較表を載せておきます。↓↓↓


リクルーターLiteを使ってみよう

リクルーターLiteには法人ライセンスと比較すると機能制限はあるものの、工夫すればちゃんと使用することができます。試しにITエンジニアを探してスカウトしてみたいと思います。

画面へのアクセス

通常の個人画面ではなく、新しく追加された画面右上の虫眼鏡「Recruiter」アイコンから管理画面に入ります。※セキュリティ強化のための二段階認証設定が必要になりますので、事前に済ませておいてください。

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候補者のサーチ

リクルーター管理画面です。たくさんの検索フィルターがありますね。このフィルターと「キーワード検索」を駆使しながら候補者をサーチします。

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LinkedInは年齢・性別・国籍の検索が禁止されているため、この3つのフィルターは存在しません。

試しにモバイルアプリのエンジニアを下記条件で検索すると、約4,000名がヒットしました。
・日本国内在住
・推定25歳~40歳(卒業年で絞込み)
・モバイルアプリ開発で使用する言語をキーワードに指定(Swift OR Kotlin)
ヒットした候補者のうち、「3次繋がり(自分の友達の友達の友達)」まではスカウトすることができます。

メッセージを作成してスカウトメールを送ります。
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3次繋がり以外は「ネットワーク外」と表示され、閲覧もコンタクトもできません。

便利な機能

候補者を検索した際に使用した条件やメール文面は保存しておくことができます。また「プロフェクト」を作成できるので、スカウト目的別にフォルダのようなものを作成して、候補者を保存しておくことができます。

検索条件やテンプレート利用で作業効率が格段にUP

リクルーターLiteを使用する準備

効率的な活用方法を習得しよう

ざっとですが、リクルーターLiteを使ったスカウトについてお伝えさせていただきました。LinkedInの登録者は世界中で7.7億人、日本国内で300万人弱いますので、検索条件やフィルターを上手に利用しながら、探したい候補者を効率よく見つけましょう。LinkedIn公式のe-ラーニングがありますので、効率的な活用方法を知りたい方はご覧ください。
▼初級
LinkedIn Recruiter 入門講座
▼中級
LinkedIn Recruiter 実践講座

繋がりをしっかり作ろう

それからリクルーターLiteは3次繋がりまでしかスカウトが送れません。つまり繋がりが0人の方は、1通もスカウトを送ることができません。知人や同僚、興味のある人を見つけて繋がりを構築しておきましょう。繋がりが多い人と一次繋がりになれば、自分の一次繋がり数が少なくてもスカウト対象者が広がります。
かなりポジティブな計算ですが・・・100人の日本国内の方と繋がり構築をした場合、日本国内100万人の方と3次繋がりになります。(100×100×100)これは日本国内のリンクトインユーザー数の約3分の1にあたりますので、結構多くの方へスカウトメッセージが送れるようになります。

プロフィールの信頼性を高めよう

自分自身のプロフィールを充実させ、リンクトイン上でしっかり活動をしましょう。リンクトインのスカウトは個人のプロフィールから配信されますので、スカウトメッセージが届いた相手の写真がない・プロフィールがない・投稿がないといった場合は怪しいと思われてしまい、返信率が下がります。
よかったら私のプロフィールを参考にご覧ください。

法人契約ライセンスでできること

リクルーターLiteでリンクトインの有用性を感じていただけたら、法人契約ライセンスをご検討ください。リクルーターLiteと法人契約ライセンスでは、効率面と取れる活動量が全く異なります。効率面については、「転職したい候補者を検索できること」「語学力検索ができること(日本語話せる人に絞れる)」この2点が圧倒的な価値です。特に日本においては語学力が重視される傾向があるので、私も普段このフィルターは必ず使用しています。活動量については「リンクトインメンバーのほぼ全員にスカウトが送れる」「月150通以上スカウトできる」点が魅力です。LinkedInの平均返信率は15~20%で、有効返信率は7~10%位です。それなりにスカウト通数を送らないと目に見える成果は得にくいと思います。
有料ライセンスについては別の記事にも書いていますので、興味のある方はご覧ください。

以上、法人契約のスカウトライセンスと個人契約のスカウトライセンス(リクルーターLite)の違いを解説しました。最後までお読み頂き、ありがとうございました。参考になった方は「すき」してくれると嬉しいです!

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~LinkedInをカジュアルに~
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CEO 芦川 由香
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参考ページ ※英語です。
LinkedIn公式ページ リクルーターLiteの最新機能
LinkedIn公式ページ 法人リクルーターライセンスの情報


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