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ライカ太郎、八坂の塔に見惚れる

2023年の年末に京都へ一泊した際、ライカM10を持ち京都の祇園、清水寺付近を散策してきました。途中、八坂の塔(法観寺)を撮ってきました。夜間撮影となりましたがライカM10は頑張ってくれましたね。夜に見る八坂の塔は魅力的でした。

二寧坂を登り左へ進むと清水寺。右に進むと八坂の塔に出会えます。
さすがミシュラングリーンガイドの一ツ星スポット。インバウンドのひとが多くいます。
Leica M10 + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM
さきほどの撮影場所からもう少し先へ進むと、なんとか塔も撮れる明るさのところまで出られました。
ISOは1600、絞り開放、シャッター速度は1/12s


八坂の塔を見上げてみました。
八坂の塔の正面にまわってみます。
時計の1時の方向に輝く星は木星。
宿に帰るみちすがら。ねねの道、高台院の前あたりからの風景です。
電線が地中化されているので空が高いですね。



この写真は翌朝5時半ごろのもの。時計の11時方向に
十六夜の月がみえています。月明かりのおかげで少し撮影が楽に。
LEICA SUMMICRON-M f2/35mm ASPH.
絞り開放、ISO 3200 、1/12S
影絵の世界ですね。
わたしの頭の中にある「古都 京都」のイメージにも合致します。

ライカM10はストリートスナップに良いカメラ、と聞きますが、じっくり撮るときも気持ちよく動いてくれる機械です。レンジファインダーは暗所でのピント合わせに苦労しますが、追い込んでいく行為はとても楽しく、デジタルカメラにしてはめずらしく「撮っている時の記憶がある」カメラです。
(わたしはAF一眼レフなどで撮っていると、どうも「カメラに撮らされている」感覚となってしまい、撮影時に記憶があまり残っていないんですよね。ライカM10で撮ると、一枚一枚けっこう真剣にピント合わせや各種のマニュアル操作をするので、自ずと記憶が定着するのかもしれません。)

ライカM10は旅に良いパートナーだな、と再認識しているところです。

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