航空業界内定への道のり②〜志望動機の作り方と徹底企業分析〜

 こんにちは。
 紹介文にもありますが、私はエアライン業界を第一志望に就職活動を行いました。その結果、複数社内定をいただきました。内定を獲得するまでに私が感じた各企業の特色や内定する人に多い特徴について解説します。
 前回の記事では下記をご紹介しました。
◆航空業界から内定を貰うために最も必要なこと/コツ
◆航空業界分析/全体感
 今回は、下記内容をご紹介します。
◆合格する志望動機に多い内容
◆合格する人の特徴/問われるポイント
◆航空各社分析/主観就活分析ポイント

 長文ですが、倍率が高く激戦なエアライン業界の就職活動において、あなたの内定獲得の一助になれることを願っています。

◆合格する志望動機に多い内容

 航空業界で合格する志望動機に一番多いのは、留学やボランティアなどの海外との交流経験を経た人達が言う「日本の物をもっと世界に伝えたい」「海外との交流を助長する一助になりたい」などです。この志望動機タイトルから、中でも総合職は〜/パイロットは〜/CAは〜と肉付けして説明していくイメージです。
 また、意外かもしれませんが、次に多いのは「インフラ業界全体を見ている中で、特に細かく絞らず、航空業界も見ている」です。このような志望理由を持つ人の背景は人それぞれですが、「どうせ仕事をするなら人々の生活を何らかの形で支えたい」「⚪︎⚪︎の経験で生活が不便になったことがある。今後自分の力で解決していき、同じような経験をする人を少しでも減らしたい」といった理由でインフラ業界を志望し、インフラ業界の中であれば特に細かく絞ってはいない人が多い印象です。特にこれから就活で航空業界を志望する方々は「これまで当たり前のように飛行機で海外に行って色んな経験をしたり、親戚を訪ねたりしていたが、コロナ禍で不可能になってしまった。改めて日常の中で「移動を支えるインフラ」の重要性を実感した。今後は自分がこの業界で〜したい」のような言い回しをする人がベターではないでしょうか。(ざっくりとした内容ですが、、)
 志望理由を考える上で1つ言えることは、志望する理由は本当に何でも良いのです。「どのように自分の考えをその業界・会社で実現しようと思っているのかについて、自信持って言えるか」に注力してください。ESでも同じです。その際には前記事で紹介しているPREP法を用いて下さいね。おそらく、コロナ禍で留学に行けなかったから他の人より劣るのかなと不安に思っている人も多いかと思います。全く問題無いです。少なからず、留学に関してはほとんどの人が行けていないので横一線スタートです。実際、私も留学してないですし、知人は某コンビニバイトの経験談のみで内定していました。
 いかに自分のバックグラウンドと絡めて、「どのように自分の考えをその業界・会社で実現しようと思っているのかについて、自信持って言えるか」。ここがポイントです。
 それでは、ここからは合格する人に多い特徴、問われるポイントを職種別に紹介します。

◆合格する人の特徴、問われるポイント

ここから先は

6,217字

¥ 1,980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?