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240517 誰とでも楽しく活動している?

学級活動がなかなか思うように進まないなか
みんなは「会社活動」をすこぶる楽しみにしていた
学級のみんなと共有したコンセプトは
「好きや得意で学級のみんなを楽しませよう」というもの

前年度からの活動の残り香なのだろう
どんな会社ができそう?誰とできそう?ときくと
いくつかの会社が挙がり メンバーもすっと決まる
今日はちょっとした時間ができたので活動を始めてみた

とても楽しそうに集まって話している
とても楽しそうに活動をしている
「学級のみんなが誰とでも楽しく活動できてるなぁ」
一見するとそうもとらえられる風景

だけど 何かモヤモヤするんだよね
その違和感をしばらく笑顔で眺めて考えた

ああ 普段の仲良しメンバーと変わってないなぁ
休み時間も身を寄せて遊ぶ3人組とか
近所で放課後もよく遊ぶペアとか
グループ活動ではだいたい集まる男女とか…

そしてそこに加わりあぐねる人もいる

楽しそうに活動しているその姿は
やもすると親和的な学級に見えなくもない
いや 見間違えるほどに感じる

でも 大きな誤解と考えたい

楽しそうに集まっているのは
これまでの関係性のできたメンバーで
好きや得意によって集まったものでなく
友達といる安心感で集まったものだということ

そうであるか否かを見つけるのは何か

本当に興味関心をもとに集まっているか
関係性が仲良しや同性といった
同質性を超えた接点が見えるか なのだろうか

そうした関係性が生まれるには
コミュニケーションの量があること
関係性のシャッフルが毎日のようにあること
そんな「教室をかき混ぜる」ことがあるかどうかではないか

ああ できてなかったな

力技ではなく もっとゆるやかにみんなと
混ざっていくような空気をつくりたい

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