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240510 同じ目の高さに立ってみる

お昼前に一年生が学校の先生とお知り合いになろうと
職員室の机を巡っていた場面に居合わせた
通称「あくしゅ大作戦」

実は午後に大きな行事があり
その準備に追われていたので正直それどころではなかったのに
声かけられるとつい…膝を折り 腰を下げてしまうのです
同じ目の高さに立つ心地よさよ

ああ…こうして「あくしゅ大作戦」に数分間のまれる 笑

学校で子どもたちとコミュニケーションをとるときに
同じ目の高さに立つことの面白さを
経験から振り返ってみる…


同じ目の高さに立つ意味は?

普段の目の高さで話すときは
大人の目線から子どもたちを見下ろすことになるので
姿そのものが「高圧的」にもなりかねない
広範に声をかけたり 指導する場面になりがち

でもコミュニケーションには上下や優劣はない
ひとたび同じ目の高さにしてみれば
なんだか楽しい話ができそう
ほら 視界だってちょっと変わってくるよね

顔と顔の距離も近くなるし
親和的な話もできるでしょう
こういう距離感を楽しめるようでいたい

相手にも安心感をもってもらいながら
自分のガードを下げて関われるといい

同じ目の高さで何が見える?

こうして目の高さを下げることで見える景色も変わるけど
興味深い体験をしたことがあったのを思い出す

かつてとても背の高い同僚と授業を一緒にしていた時
クラスが自由交流をしているとその同僚は
決まって教室の隅でしゃがんで様子を見ている

「何をしているんだろう?」と真似をしてみた

!! 面白い!
目の高さを下げることで 見える世界も変わるけど
机の高さや子どもたちの歩く高さで関わる
声や様子がくっきり聞こえることがある

森を俯瞰するより
森に踏み入ってたたずんで見る感じ
その植生とか生息生物とか
ぐっと具体的に見えてくる感じ

同じ目の高さに立つ意義とは?

同じ目の高さに立つことで
 お互いに近い関係性を醸し出せる
  互いにガードを下げてコミュニケーションする準備になる

同じ目の高さに立つことで
 その高さで起こっている事象や会話が見える
  その世界に踏み入って理解を深めることができる

そうしたら指導をする場面があったとしても
同じ眼の高さに立ってもできるよね
お互いを対等な人と思って
丁寧に関わることを忘れないようにしたい

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