大人になっても一人じゃ何もできないよ

4月から大学生になりました、さばみそです。
履修登録や大学の準備なんかでnoteを全然かけなかったけれど、やっと大半が片付いたので、僕の大学日記でも綴ろうかと思います。

僕の大学はバスに乗って数十分のところにある。
つまり地元にあるのだが、これはたまたま就きたい職業に関連した学部があったからだ。本当は早寝早起きして、きっかり時間通りに電車通学して、一万円くらい入ったsuicaでオシャレに改札を通り抜けるようなキャンパスライフを送りたかったのだが、その夢は近場にあるといいう現実的な理由で壊されてしまった。

大学は思っていた何倍も自由で、「こんなのでいいの?」って思うくらいだ。普段から「こんなもんでいいだろ」と妥協しているような適当な生き方だが、「自由であること」を押し付けられるとどうすればいいのかわからなくなってしまう。身勝手な生き物にもほどがある。

なんとなくだけど、自己責任が後ろについてくる感覚がして怖くなってくる、履修登録も大学の勉強も、全ては自分の将来のための、自分一人の戦いで、「これは楽に単位をとれるよ」という先輩たちの話を聞いても、本当にそれでいいのかと思ってしまう、これは先輩なりのやさしさだと思うのだけれど。

大学で初めて仲良くなったのは人柄のよい男子だ、人柄がよすぎて先輩や女の子に率先して楽しそうに話すお陰で僕の肩身が狭い。

僕のことも褒めてくれる本当に良い子なのに、そういう思考になる私は本当にダメだ。これからも他人のいいところを見ないようにして、陰で羨ましがるだけの人間になるんだろうと思うと悲しくなってくる。
こんな成人でいいのか。

もう気が付いたら今年で19になってしまうのに、僕は何時までたっても怒られたくないし、後悔したくないし恥かきたくないしモテたいし、もう滅茶苦茶なのに、それが出来るはずなのに、今の僕一人じゃ何もできない。
大学はきっと自分の道を選択する力を付けてくれる場所なんだ。
大人になる最後の一歩を踏むために、私は限界ぎりぎりまで学生を続けていきたい。そうなりますようにと願わんばかりだ。

終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?