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どうも、23級料理系男子です。

人は衝動的に何かしたくなる生き物だと思う。
掃除とか不意に思いっきりやりたくなるし、料理だって唐突にアイデアが湧いて、気が付けば手に包丁を握っていた事なんて日常茶飯事よ。

スラム街のガキがごみ箱を漁る様に、家に何かないか探していたところ、さばみそ缶を見つけた。

さばみそが鯖缶を見つけるとは、何たる運命的邂逅。そして冷凍庫には業務スーパーで買った茄子の乱切りが眠っている。

人は衝動的に何かしたくなる生き物だ、私も広義的に見ればギリギリ人なので、この衝動は適応される。

気が付けばフライパンを握っていた。

鍋に水を溜め、火にかける。

沸騰を待つ間、フライパンにさば缶を入れて、木べらでほぐしながら炒め、チンして解凍した茄子を入れる。

フライパンにスプーン一杯くらいの本だしを水100mlに溶かして醤油と合わせたものを加えて少し煮込む。

沸騰した鍋にパスタを入れて茹でる、規定時間より早めに取り上げ、さばと茄子が煮込まれているフライパンに入れる。

そしたら強火で一気にパスタと混ぜ合わせ、汁気がなくなったら完成!さばと茄子の和風パスタだ。

七味唐辛子かけて食べました。
辛いのを加えるのは僕の癖です。

味の感想ですが、濃かったり薄かったりしました。
パスタはしっかりとうま味を吸い上げており、もちもちした触感も相まってなかなか美味しいけれど、茄子が全然茄子の味でした。

なんて言えばいいのかわからないけど、鯖缶パスタと別皿に茄子のお供え物の組み合わせを食べている気持ちでした。茄子全くいらなかった。

自信満々に料理した割には微妙でショックだよ。

茄子君には悪いけどもう一度眠ってもらうよ、もうこれ以上のアイデアが全く浮かばないんだわ。
一緒に眠らせてるピーマンの細切り500g君も青椒肉絲位しか調理方法わかんないよ。
とりあえず他の画期的なアイデアが思い浮かぶまで僕も寝ることにするよ。

皆さん、これが料理系男子の実態です。
もこみちとかあれ実は空想の生き物ですよ(?)
ユニコーンと同じです。

以上、23級料理系男子でした。

終わり




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