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レベルファイブ年代記 2010年

レベルファイブの2010年の年譜です。
次年度以降もどんどん追加していきます。


2010年1月

2010年1月1日〜14日のいずれか 株式会社レベルファイブ 東京オフィス 設立。
住所は東京都港区港南2-12-33 品川キャナルビル6Fであった。

2010年1月17日 「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」公式ゲーム大会 フットボールフロンティア 予選スタート。
1月17日から順次大阪、東京、名古屋、福岡、岡山、仙台、札幌で予選が行われた。

この大会の予選大会カテゴリーはシングルバトルとダブルバトルの2種類。シングルバトルはさらに小学生以下(平成9年4月2日以降生まれ)の部と中学生以上の部に分けられていた。ダブルバトルは年齢制限はなく2人1組での参加が必要だった。

2010年1月17日、23日、24日、31日、2月7日 「次世代ワールドホビーフェア '10 Winter」出展。
先に述べた「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」の公式大会大阪予選と、キャラクターデータの配信を行なった。

2010年1月18日 ROID 従量課金のサービスを開始。
ポイントを100/300/500/700/1000ロイドから追加できる仕様だった。

2010年1月頃 「レイトン教授VS逆転裁判」 企画始動。

2010年2月

2010年2月15日 「イナズマイレブン3 世界への挑戦!!」発表。

2010年3月

2010年3月8日 福岡本社 社屋移転。
2024年9月現在のオフィスである「薬院ビジネスガーデン」に移転。

なお、2010年3月9日時点で、資本金9800万円、従業員210人。09年7月期売上高は約70億円で、今期は売上高100億円を予想していた。

なお、2023年4月現在の薬院ビジネスガーデンの福岡本社のオフィスデザイン・施工は福岡の株式会社のあ建築設計が行った。

2010年3月28日 「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」公式ゲーム大会 フットボールフロンティア 決勝大会 開催。
東京ビッグサイト 西3-4ホールで行われた。
来場者数は12779名。決勝予選から決勝戦が同日に行われた。他にも様々なイベントが用意されていた。

なお、この大会の各部門の優勝戦は以下の方達です。

また、“シングルバトル(中学生以上の部)”で優勝した“ネッケツパンツ”チームの松下リクさんにはインタビューが行われている。
松下リクさんのイナズマイレブン2のプレイ時間は543時間!
なお彼女の参加したオフ会のメンバーには800時間プレイした人が集まる程レベルが高い模様。

2010年4月~5月

2010年4月15日 タイムトラベラーズ 発表。

2010年6月

2010年6月16日 レイトン教授と奇跡の仮面 対応ハード変更 発表。
当初はDS対応ソフトとして開発されていたソフトであったが、3DS版対応ソフトとして開発と対応ハードが変更された。

2010年6月19日、20日 「次世代ワールドホビーフェア'10 Summer」出展。 ブースの半分が「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー」の試遊台、もう半分がステージだった。
試遊台でプレイするためには整理券を手に入れる必要があり、整理券は時間指定であった。

なお、ステージでは一定時間毎にイベントが開催されており、チームフォーメーションや必殺タクティクスなど、ゲームの新システムの解説を聞くことができた。
また、イベント後半では来場者参加型の通信ゲーム大会が行なわれた。

2010年6月27日 「イナズマイレブン3発売記念 ファン感謝祭」開催。
東京国際フォーラムで開催。
合計3000人が招待者として抽選で選ばれるということだったのだが,レベルファイブによれば,予想以上の応募の多さに急遽招待者枠を拡大したとのこと。
結果として,3700人以上参加した。

2010年6月27日 「劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」発表。

2010年6月27日 「イナズマイレブン ブレイク! 」Wii対応ソフトとして製作中発表。
後にWiiで発売される「イナズマイレブン ストライカーズ」になった模様。

2010年6月27日 イナズマイレブン第四シーズン製作中 発表。
後のイナズマイレブンGOを製作中であることを発表。

2010年7月

2010年7月1日「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー」発売。
約110万本出荷の大ヒットを記録する。

なおこのソフトは「イナズマイレブン3」との共同プロジェクトである『11 for Africa』が行われ、「イナズマイレブン3」が一本販売されるごとに、11円を株式会社レベルファイブより一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATIONを通して日本ユニセフ協会に寄付された。

2010年7月1日 イナズマイレブン モバイル 配信開始。
会員登録無料(個別課金あり)で、対応機種はモバイル(3キャリア)で以下の3キャリアであった。
・NTTドコモ FOMA 903iシリーズ・703iシリーズ以降対応、・ AU、 ・Softbank

なお、2010年10月20日時点で「イナズマイレブン モバイル」の会員数は17万5000人を突破した。

2010年7月8日 「白騎士物語 -光と闇の覚醒-」発売。

2010年7月18日 舞台版 イナズマイレブン 制作発表。
東京ドームシティ LaQuaで行われた「GOODキター!」のCD発売記念イベント「爆熱!イナズマイレブン!! in LaQua」にてサプライズの形で制作発表が行われた。

2010年8月

2010年8月6日 ゲーコン2000に「ゲーム企画部門」を新設。

2010年9月

2010年9月 LEVEL-5 International America Inc. 設立。
なお2010年内に英国にも同様の子会社を設立する予定があったが、そちらは計画中止となっている。

2010年9月4日〜9月12日 舞台版 イナズマイレブン 公演。
まさかのイナズマイレブンの舞台化である。全13公演が行われた。

2010年9月16日〜19日 「東京ゲームショウ2010」出展。
「ニノ国 白き聖灰の女王」「ニノ国 漆黒の魔導士」「ダンボール戦機」「イナズマイレブン ストライカーズ」、iモード用「二ノ国 ホットロイトストーリーズ」、iモード用「キャバ嬢っぴ」の体験コーナーを設置した。

なお、「東京ゲームショウ2010」では、当初DS用ソフト「ミステリールーム」の試遊出展が予定されていたが、開催3日前に試遊出展中止となり、映像出展のみとなった。

2010年9月28日、10月3日、11日、17日 「イナズマイレブン3 四天王決定戦 ~フットボールフロンティアへの道~」開催。
札幌、東京、大阪、福岡で開催された。日本を東西南北の4エリアに分け、各エリアの最強プレイヤーを決めるイベントであった。

なおこのイベントで優勝の座に輝いた4人には『四天王』の称号とともに『2011年に開催予定のフットボールフロンティア決勝大会でのシード権』を得られた。
だが、2011年開催予定のそのイベントは開催されなかった。
中止理由は不明だが、東日本大震災の影響かもしれない。

2010年10月

2010年10月19日 「LEVEL5 VISION 2010」開催。
ゆうぽうとホールで開催。 数々の新タイトルや新たな試みを発表した。
発表タイトルは以下を参照。

2010年10月19日 「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ」発表。

2010年10月19日 「イナズマイレブン バトルコレクション」発表。

2010年10月19日 ROID配信タイトル「イナズマイレブン ダッシュ」発表。

2010年10月19日 「キャバ嬢っぴ for Nintendo 3DS」発表。
『ROID』で人気ナンバー1だったという『キャバ嬢っぴ』を3DSソフト用にしたタイトル。
当初は2011年発売予定であったが、タイトルを「ガールズRPG シンデレライフ」に改題し、2012年に発売延期された。

2010年10月19日 「タイムトラベラーズ」対応機種として3DSを発表。
なお、日野社長はこのタイトルを50万本,100万本のセールスに結びつくタイトルにしていきたいと、この発表会で発言している。

2010年10月19日 「ファンタジーライフ」3DS対応ソフトに変更を発表。
当初は2Dグラフィックだったゲームであったが、3Dグラフィックに変更、対応ハードをDSから3DSに変更のため、発売予定を2010年から2011年に延期した。
なお、実際には更に延期し、2012年発売となった。

なお、開発を担当したブラウニーブラウンのスタッフの中には3Dデザインを手掛けた経験がない者も多く、3DSと3Dデザインについて一から勉強するような状態だったため、3Dグラフィックを得意とするハ・ン・ドが開発の途中から参加した。

2010年10月19日 レイトン教授VS逆転裁判 発表。
まさかのコラボ作品。
なお、この企画はレベルファイブ側からカプコンに持ち込んだとのこと。

2010年10月20日 「イナズマイレブン モバイル」会員数17万5000人突破。

2010年11月

2010年11月1日 「イナズマイレブン バトルコレクション」が「イナズマイレブン モバイル」にてスタート。

2010年12月

2010年12月9日 「二ノ国 漆黒の魔導士」発売、 ROIDにて「ニノ国 ホットロイトストーリーズ 第1章 オリバーとマーク」配信開始。
漆黒の魔導師は57万本販売するヒットを記録。
ソフトにマジックマスター(本)が必ず同梱される驚きの仕様であった。

なお、「二ノ国 ホットロイトストーリーズ 第2章」がROIDで配信されたかは不明である。

ただし、「二ノ国」は予算管理がずさんで、売れても売れても利益に結びつかなかったという。
とはいえ、最終的にはプラスになった模様。

2010年12月12日 「イナズマイレブン ファン感謝祭2」開催。
幕張メッセで開催。
事前応募で当選したファンのみが参加できたイベントで、約4500人が参加した。
また、イナズマイレブン最新作(イナズマイレブンGO)のプロモーションムービーが公開された。

2010年12月16日 「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ」発売。
45万本販売。
なお、 『イナズマイレブン』『イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード』 『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク/ボンバー/ジ・オーガ』は後に全て「円堂守伝説」1本に移植された。

2010年12月23日 『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』公開。
累計興行収入17.7億を達成。
どうも急遽制作が決まったらしく、映画の内容の半分はまさかのアニメ1期の総集編である。

2010年12月23日 「イナズマイレブン ダッシュ」ROIDにて配信開始。

2010年時期不明

2010年 妖怪ウォッチ 企画始動。
日野社長は妖怪ウォッチの企画書を作っており、内容は登場人物が箇条書きで書いてあり、妖怪ウォッチがどんな役割を果たすのか、など簡単な内容が書いてあった。
また、長野拓造氏にキャラクターデザイン発注も行われた。

なお、この企画書段階でおもちゃの企画は存在し、企画ができてから2ヵ月後には、おもちゃを作り始めていた。
日野社長が最初に考えた時点から、ウォッチとメダルというのはあったが、それを大辞典に入れる、といったアイデアは、バンダイと商品企画を進める中で生まれた。

2010年 MCFrame XA 販売物流 導入。
チャレンジの一つとして自社流通(直販)に着手。
アウトソーシングで対応可能な物流と異なり、販売管理機能は自社内に構築する必要があったため、ゼロからの立ち上げとして「MCFrame XA 販売物流」を採用した。

レベルファイブにとっては、自社流通の立ち上げは大きな事業構築でありつつも、システム面ではノウハウが無い中でのアプローチであったため、当時2010年からその後数年にかけて段階的にシステム化の範囲を拡大することを目標としたという。

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