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レベルファイブ年代記 2009年

レベルファイブの2009年の年譜です。
次年度以降もどんどん追加していきます。


2009年1月

2009年1月18日、24日、25日、2月1日、8日 「次世代ワールドホビーフェア '09 Winter」出展。
新作出展なし。
「イマズマイレブン」の試遊台とティーチングコーナー、さらに初の公式大会「イナズマコロシアム」を実施




2009年2月

2009年2月12日 レイトン教授と悪魔の箱 フレンドリー版 発売。
オリジナルとの変更点は『週刊ナゾ通信』で配信されていた問題を収録、漢字にルビを追加、一部の問題文を修正等である。

2009年3月

2009年3月13日 レイトン教授と魔神の笛 発表。
また、「不思議な町」「悪魔の箱」「最後の時間旅行」に続く、新・3部作をシリーズ展開すると発表した。


2009年4月

2009年4月23日 『白騎士物語 -古の鼓動-』大規模追加コンテンツ『1st.WAVE』配信開始。

2009年5月

2009年5月21日 スローンとマクヘールの謎の物語 発売。
ATAMANIA(アタマニア)シリーズ展開スタート。 このソフトはATAMANIA(アタマニア)シリーズ第1弾ソフトである。

2009年6月

2009年6月1日 モバイルゲームポータルサイト「ROID」事業開始。
配信当初の利用料金は月額315 円コース、525 円コース、735 円コース、1050 円コース、1575 円コース(税込)であった。






なお、ROIDは,2009年6月1日にiモード向けにサービスを開始して以来,加入者数は2万人を突破,投入タイトルは31本に及んだ模様。


2009年6月15日 ROID用『スローンとマクヘールの謎の物語』の第4章と第5章、『藤堂龍之介探偵日記』の『亜鉛の匣舟』愛蔵版、『泪色の雫』愛蔵版、『瑠璃色の睡蓮』愛蔵版、『コミゲーTOWN:すたあ★セイザーズPack』、『ワールドアイスランジスタ』発表。





2009年6月18日「多湖輝の頭の体操 第1集 謎解き世界一周旅行」、「多湖輝の頭の体操 第2集 銀河横断謎解きアドベンチャー」発売。
レイトン教授開発前に取れなかった「頭の体操」のデジタル関連の商標を、当初権利を保有していた会社から買い取ることとなり、ゲーム化が実現した。

2009年6月20日、21日 「次世代ワールドホビーフェア '09 Summer」出展。 「イナズマイレブン2 脅威の侵略者」を出展。
同作の試遊台設置、ステージイベントなども実施。 また、ブース側面にはタカラトミーから発売されている「イナズマイレブンTCG」のコーナーも設けられた。


2009年6月26日 スローンとマクヘールの謎の物語2 発表。


2009年7月

2009年7月1日 ROID用『スローンとマクヘールの謎の物語』の第4章と第5章、『藤堂龍之介探偵日記』の『亜鉛の匣舟』愛蔵版、『泪色の雫』愛蔵版、『瑠璃色の睡蓮』愛蔵版、『コミゲーTOWN:すたあ★セイザーズPack』、『ワールドアイスランジスタ』配信。





2009年7月11日 ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人 発売。
国内437万本、日本を除く海外で105万本販売する大ヒットソフトとなる。 その人気はすれちがい通信による宝の地図の交換システムで更に爆発的な人気を起こした。
メタルスライムが大量発生するまさゆきの地図は色々な意味で有名。

なお、2009年7月期のレベルファイブの売上高は約70億円である。


2009年8月

2009年8月15日 「ケスパイル」「レイトン教授と死鏡の館 REMIX」 ROIDにて配信開始。 「キャバ嬢っぴ」の大幅バージョンアップを実施。





2009年8月25日 『白騎士物語 -古の鼓動-』大規模追加コンテンツ『2nd.WAVE』配信開始。
新規要素である「ジオラマ」の追加、戦闘システムの改良、課金システムの導入などが行われた。





2009年8月25日 「LEVEL5 VISION 2009」開催。
恵比寿ザ・ガーデンホールで開催。数々の新タイトルや新たな試みを発表した。
発表タイトルや試みは以下を参照。


2009年8月25日 ファンタジーライフ 発表。
当初は2DドットグラフィックのゲームとしてDSで発売予定であったが、制作途中で3DSが発表され、日野社長の意向で3DSに対応ハード変更がされ、3Dグラフィックのゲームに変更となった。
そのため、発売も2010年から2012年に延期となった。





2009年8月25日 ミステリールーム 発表。
アタマニアシリーズ3弾として企画されていたソフトで2010年にDSで発売される予定だったが、2011年に発売延期。
最終的に「レイトンブラザーズ・ミステリールーム」として設定・キャラクター・対応機種を大幅変更し、2012年にリリースされた。




2009年8月25日 イナズマイレブンフューチャー 発表。
モバイルゲームポータルサイト「ROID 」で当初は2009年冬配信予定だったゲーム。
その後2010年配信予定に延期となり、最終的に開発中止…。
なお主人公の円堂カノンは劇場版イナズマイレブンに登場している。


2009年8月25日 ダンボール戦機 2010年にTVアニメ放映決定、バンダイよりLBXプラモデルシリーズ発売、コロコロコミックの全面バックアップがそれぞれ発表。
また、ゲームの発売日が2010年発売予定に延期され、この時点でもゲームのバトルシステムはコマンドバトル形式だった。

なお、実際のダンボール戦機のTVアニメ放送開始、プラモデルシリーズ展開開始、コロコロでの漫画連載開始、ゲームの発売は全て2011に延期されることとなった。





2009年8月25日 ダンボール戦機 ROID版 発表。
当初は2009年冬配信予定であったが、延期して最終的に2011年6月に配信された。


2009年8月25日 二ノ国 ホットロイトストーリーズ 発表。
当初は2009年秋にROIDで配信予定であったが、配信延期して最終的に2010年12月に配信された。


2009年8月25日 “ゲームコンテスト 2000 for ROID”(ゲーコン 2000)開催 発表。
ROIDで配信するゲームコンテンツのコンテストで,プロアマ問わず参加可能,年間賞金総額は2000万円だった模様。
さらにROIDで配信される際にはロイヤリティーも支払われる予定だったという。




なお、ゲーコン2000は2010年8月6日に「ゲーム企画部門」が新設されており、締め切りは12月末日であった。




ゲーコン2000は最終的に応募総数500件を越え、結果は2011年5月31日に発表された。

なお、「モバイル・スマートフォンゲーム部門」からの受賞および、「ゲーコングランプリ」「プラチナプライズ」各賞の受賞作品は、該当なしとされた。




なお、2009年8月25日時点で、モバイルゲームポータルサイトROIDはiモード向けにサービスを開始して以来、加入者数は2万人を突破、投入タイトルは31本にも及んだという。


2009年9月

2009年9月3日 「スローンとマクヘールの謎の物語2」発売。
DS版は販売本数10万本を記録した。

2009年9月15日 ROIDにて「十字軍エレメンタル戦記」配信。




2009年9月24日〜27日 「東京ゲームショウ2009」出展。
「試遊コーナー」には、250台ものニンテンドーDSの試遊台が設置され、「二ノ国」、「レイトン教授と魔神の笛」、「イナズマイレブン 2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」の体験版がプレイできた。



この体験版を試遊した方には、「レベルファイブ プレミアム福袋」がプレゼントされた。 この中には、DS用体験版ソフト「レベルファイブ プレミアム プラチナ」、もしくは秘蔵映像ディスク「レベルファイブ プレミアム ダイヤモンド」のいずれかが入っていた。



また、「シアターコーナー」では「ダンボール戦機」、「キャバ嬢っぴ」、「多胡輝の頭の体操 第3集/第4集」、「イナズマイレブン フューチャー」、「スローンとマクヘールの謎の物語2」、「ミステリールーム」の最新映像を鑑賞できた。
他にもキッズコーナーでは「イナズマイレブン 2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」の試遊台を出展。4人対戦とCPU対戦がプレイできた。
さらに別ブースのNTTドコモブースの「レベルファイブ」コーナーでは「二ノ国 ホットロイトストーリーズ」の体験版、「おためし115連射コーナー」には「キャバ嬢っぴ」と「スローンとマクヘールの謎の物語」、「カラフルだんぼ」が出展された。

2009年10月

2009年10月1日 「イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード」発売。
アニメ放送やコロコロでの漫画連載の相乗効果もあり、115万本の売上を達成する大ヒットを記録する。

2009年10月8日 「多湖輝の頭の体操 第3集 不思議の国の謎解きおとぎ話」、「多湖輝の頭の体操 第4集 タイムマシンの謎解き大冒険」「白騎士物語 -古の鼓動- EX Edition」発売。

2009年10月15日 『不思議の国の冒険長者』『うたかたのそら』ROIDにて配信開始。





2009年11月

2009年11月1日 『USARIVA』『3Dクロスファイア』ROIDにて配信開始。




2009年11月19日 レイトン教授と悪魔の箱 配信開始。
iモード用サイト「レイトン教授モバイル」にて配信開始。
全8章立てで、料金は各章200ポイント(序章は無料、サイト利用料が月額315円/300ポイント付与)。対応機種は、FOMA 703i/903iシリーズ以降。



2009年11月25日 レイトン教授と奇跡の仮面 発表。
発表当初の対応ハードはDSで2010年秋に発売予定であったが、対応ハードを3DSに変更した影響か、2011年に発売延期された。


また、この発表会では奇跡の仮面と超文明Aの遺産の間に入る映画第2弾の構想も発表されたが、残念ながらレイトン教授の映画第2弾は実現しなかった。



なお奇跡の仮面を発表した、この魔神の笛完成披露会では、全てのご来場者様を会場内へご案内することが出来ない事態を起こし、ご入場いただけなかった来場者には、別室にて中継をご覧いただくか、お土産の配布のみの対応という、なかなか酷い対応を行なった。

当然、別室にて中継をご観覧した来場者とお土産の配布のみの対応となってしまった来場者を対象として、一般公開に先駆け『映画 レイトン教授と永遠の歌姫』の特別プレミアム試写会を開催した模様。


2009年11月26日 「レイトン教授と魔神の笛」発売。
レイトン新3部作の1作目。 国内67万本、海外125万本販売する大ヒットとなった。

2009年12月

2009年12月1日 『メール刑事』『妄想彼氏学園』ROIDにて配信開始。





2009年12月19日 「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」公開。
興行収入6.1億を記録。
なお、奇跡の仮面と超文明Aの遺産の間に入る映画第2弾の構想も存在したが、残念ながらレイトン教授の映画第2弾は実現しなかった。



参考・引用資料

参考・引用資料
「日本ゲーム産業史 ゲームソフトの巨人たち」
「ファミ通 2018年11月8日号」


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