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一流の雑談が報酬と常連を連れてくる コミュ力アップのコツ⑤「好印象な会話の終わり方」


前回に引き続き、コミュ力アップのコツ5つ目「話の終わり方」について、お話しします。

この記事で初めてみた!という方は、以下のリンクで1つ目の話に飛びますので、1つ目から順に読んでもらう方が、理解が早いかと思います。

https://note.com/reochannel/n/n5d109ffa166b

はじめに

 昨日のチャットはどうでしたか?充実感はありましたか?それとも、何だかうまくいかなかったでしょうか?うまくいかなかったな、という気持ちはとても大事なことなんです。そう思うということは、向上心があるということ。
 なぜうまくいかなかったのか、っていうところを考えてみると良いかもしれません。大抵、うまくいかなかったなーというのはポイントが稼げないだとか、変なお客さんがきちゃった、とかで、どうしても「自分のせいじゃない」と思いたくなりますね。「来ないお客さんが悪い」「何で変な人ばっかりくるの?」と人のせいにしてしまうと、それ以上自分を成長させるということが難しくなります。自分を責めるのではなく、人のせいにするのではなく、もっと生産的に効率的にするには何をしたら良いだろう、と考えてみることだと思います。
 その行動に移すための何か、一つのきっかけになってくれればと思います。

会話の中の具体的エピソードをピックアップせよ

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てふてふさんによる写真ACからの写真

 雑談力アップの最後のコツ、「話の終わり方」ですが、これについては、以前「チャットレディ心得 お客様との別れ際」
にて、お話ししたことがありました。

 今回はそれにプラスアルファし、確実に繋がる好印象な会話の終わり方をより深く掘り下げた内容になります。それでは行ってみましょう!

三流
 相手を見送らず、何も言わずにいなくなる

二流
 今日はありがとうございました、またよろしくお願いします!

一流
 今日の会話で印象的だった具体的な一つの話題を挙げてから
「ありがとうございました、またよろしくお願いします!」を言う

ね。
 以前に挙げた「お礼を言う」だとか、「次も来てね!」だとか「笑顔で見送ろう」だとかだけでは、二流だったんです!!本当にごめんなさい!危なかった、このままでは皆様を二流のままにしてしまうところでした。
 申し訳ないっ!

 ということでアップデートしてください。どう言うことか、具体的な感じで説明しますと、お客様が「じゃあそろそろ」と言う空気を出し始めた時に、

「いや〜、しかし今日は本当に楽しかったですぅ。特にあの、○○さんが自転車で日本中を回ってたって言う話、面白かったです。またその話詳しく聞かせてくださいね?」

と、今日した会話の中から一つ、ピックアップします。

 この場合は、お客様が「俺、自転車っで全国回ったことがあってさー」と言ったことをしっかり聞いていないといけないですね。大抵この手のお話しって、自慢だったり、すごい!って言ってもらいたいことなので、それをピックアップできると、「次も詳しく自慢しちゃっても良いんだー!」と気持ちよくなってくれます。

 気持ちよくなってくれればこちらのものですね。次来た時も、「前、自転車で日本中を回ってた話、あったじゃん?何県がよかった?おいしいもの、あった?」など会話のとっかかりがスムーズになります。

ありがとうメールでも、今日の会話で印象的だった一つを挙げる

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写真ACからの写真

 もしも、お客様がササっと落ちてしまって、言うタイミングを失ってしまったとしても、「今日はありがとうメール」を送ってください。そして、そのメールの中で、「今日の『しらす干しは煮干しじゃない』って話、すごい刺さりました!○○さんって本当に知識豊富ですよね。また豆知識、教えてくださいね。私知らないこといっぱいだから楽しいです!」というような文章を加えてみてください。

 ただただ、「今日はありがとうございました!また遊びましょう!」と送るよりも、ずっと相手の心に突き刺さります。そして、「また絶対お話ししにいきたい!」と思ってくれます。

ハイライト一つ作ったら、会話に集中する

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FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

 会話が始まって、終わりまで、ずーっと頭をフル回転させておくのって、結構疲れちゃう時があります。特に、さして興味もなかったり、ぜんぜん話が面白くない人が相手だと、何も入ってこなくなることも多々あるでしょう。
 もちろん、本来はちゃんと会話に集中して、ちゃんと会話を楽しめると、自動的にハイライトが脳内で作成されるものですが、難しい時は「あ、これを終わりの時に言おう」と思えるもの一つを覚えておけば大丈夫です。一つ見つけたら、それだけをメモでもしておけば、残りの会話はただただ楽しむことだけに意識を集中することができます。興味のないことでも、「楽しもう!」と意識することが大事です。

 ただ、どれをピックアップしようかなとか、あ、これも使えるな!とそちらの方ばかりに意識を向けてしまうと、純粋に楽しめなくなってしまいますから、一つだけで良いのです。一つ見つけたら、あとは会話を楽しんでください。

 
脳に空白を作る

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acworksさんによる写真ACからの写真

 一流の会話の終わり方のテクニックはもう一つあります。「相手の脳に空白を作る」こと、つまり、「次回予告をする」と言うことです。
 例えば、

「いや〜、○○さんって、本当にお酒好きなんですねぇ。あ、そういえば、なんか、四国の方のお酒でそこでしか作られない、伝説のお酒があるって聞いたことあるなぁ…(ボソっと)あぁ、もういかなきゃですね!今日はありがとう!また遊ぼうねーー!」

はい。ここでの次回予告、どこだと思いますか?

そうですね。

「四国の方のお酒でそこでしか作られない、伝説のお酒があるって聞いたことある」

ここですね。
お酒好きなら「伝説のお酒」と聞いて、「なん…だとっ?!」とならざるを得ません。たとえ、めちゃめちゃに詳しくてそれを知っていたとしても、品名を言われたわけではないので、無茶苦茶気になります。
 お酒を例えにしましたが、何でも良いです。

 人間は脳に空白ができると、穴を埋めたくなる性質があります。これをうまく利用して、穴埋め問題をほんのり出しておくのです。

 お客様の好きそうなこと、興味がありそうなことで、グッと心を引き寄せる、ほんのりした次回予告を最後にボソッと言う、と意識してみてください。

おまけの4つのテクニック

この他に、心構えとして、


・お客様の方に、お腹をむける
・自分の弱点や弱み、コンプレックスは1つずつ、シーソー形式で出していく。
・ポジティブなオーラを出す。会話の見通しをして自分が自信のある方へ持っていく。
・自分は「幸運だ」と言う。みなさんのおかげでここにいられるんだ、という気持ちでいる

 この4つで、相手の懐に入ることができ、リスペクトしてもらうことができるようになります。そうすることで、あなたのファンというのがどんどん増えていくのです。
 

まとめ

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月舟さんによる写真ACからの写真

 いかがだったでしょうか?コミュ力アップのテクニックについて、5日にわたってお話しさせていただきました。
 意識してすぐにできるというものではないかもしれません。最初は辿々しくて良いのです。けれど、毎日のように意識して一つずつこなしていくと、だんだん自分のスキルとして定着します。

 むやみやたらと長時間頑張るよりも、一つ一つ、今目の前にいるお客様を大事にする方が結果が出るのが早いです。これまでの5日間で、会話のメカニズムは理解できましたね。知っているのと知らないのでは見える世界が違います。

 もちろん、チャットの中だけではなく、普段の友達との会話、親との雑談でも、同じように意識していくと、これまでとは全然違う相手の顔が見えてくるかもしれません。雑談力をアップするだけで、人間関係も変わってきそうな気がしませんか?

 実は、私も雑談がとても苦手で、知らないうちにたくさんの相手を怒らせたり、機嫌を損ねてしまったりしてきました。話すのが怖くなって誰とも話したくない!と、殻に籠もったこともあります。けれど、チャットを始めていろんな人と話をしていくうちに、何とか二流の対応まではできるようになりました。そこから先の一流は、この記事にたどり着いた皆様と一緒に目指していきたいと思います。

 次回からはチャットレディをやるのに適した環境作りを具体的にしていく、環境整備編です。ちょっとした工夫で、待機時間を短くできる!かも?

ぜってぇみてくれよな☆

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