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Legalscapeこの二年、できごとを振り返る

はじめに

こんにちは、Legalscape 人事 工藤です!時の流れは早いもので、私がLegalscapeにジョインしてから丸二年以上経過しました。爆速で日々が過ぎております。ここ二年のLegalscapeは、止まることなく、事業も、組織も、大きく成長を遂げてきたなあとしみじみと感じております。会社として大きくなれているのは決して当たり前のことではないので、そんなことを噛み締めつつ、Legalscapeのこの二年の出来事を振り返っていきたいと思います。(※サムネイル画像はオフィスから見た景色です。良い眺めです。)

これを書いている人は

Legalscapeの振り返りの前に、少し自己紹介を。改めまして、Legalscape人事の工藤です。私の経歴としては、新卒で入社した会社にて賃貸不動産会社向けSaaSの提案営業を2年半ほど経て、IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介会社に転職し、キャリアアドバイザーを経験しています。その後2022年の5月にLegalscapeに一人目の専任人事として入社をしました。現在は中途採用担当として、全職種・全雇用形態を含めて採用活動に勤しんでいる日々です!ご応募お待ちしてます。

Legalscapeとは

Legalscapeの紹介も少し!Legalscapeは”全ての法情報を見渡す 景色を描き出す”をミッションとしている、一言でいうと、”日本の法情報のデジタルインフラ”を目指す会社です。現在の世の中のあらゆるものごとを動かしていくためには、この国のルールである、”法”は、必須です。しかし現在は、あらゆる面で重要であるはずの”法”は、私たちが身近に感じ、簡単に使えるものにはなっておりません。原文のままでは活用の難しい法令文書、紙でのみ存在する重要情報、相互に関連しているはずの情報がばらばらに存在するゆえに、リーガルテックのなかでもリーガルリサーチの領域固有の大変さがある状態です。その状況をLegalscapeは、法にまつわる情報のデジタル化・利活用性の向上を技術を用いて行い、それを基盤に種々のプロダクト・事業展開を行うことで、この国のアップデートを行おうとしています。
気になった方は、他の記事や採用情報ページもぜひ見てみてください!


Legalscapeこの二年は、なにが変化したのか

さて、ここにたどり着いていただいた、Legalscapeに何かしらの経緯で興味を持っていただけた方には、「Legalscapeってこういうことをやってるんだ」、とか「こういう変化をしてきたんだな」、というのがイメージできるような内容になりますので、ぜひ読んでみてください。

この二年間のLegalscapeは、正社員数は9名から27名(2024年7月1日現在)へ、3倍に増加しました。業務委託の方やアルバイトの方も合わせると、50名規模に拡大しております。そのなかでどうLegalscapeが変化したのか、トピックごとに分けて、三本立てでまとめてみました。では、いってみましょう!

①人員増加、オフィス移転

- 正社員数27名、業務委託・アルバイト含め50名規模へ。続々と社員が増加
- 2023年11月に東京大学南研究棟から東大前HiRAKUGATEへオフィス移転

とにかく人が増えました。めでたいかぎりです。これからも増えていきます。2023年11月にはオフィスを移転しました。ここ(東大キャンパス内 南研究棟)から

これは旧オフィス、通称”南研究棟”での風景。ヨギボーが高いところに積まれてます。社員の方はもっと良い南研究棟写真があったらぜひ送ってください。そっと差し替えます。

ここへ(東大前HiRAKUGATE)へ。

これは入居前に撮ったパノラマ写真。広い!
これは下からみたHiRAKUGATE。
ちょうど1年ほど前に建てられています。

座席数を13席から32席へ、面積約3倍に、人数としても正社員・業務委託・アルバイトの方を含めると3倍以上に増えました。

人員増加に伴い、経費精算システム・勤怠管理システム・採用管理システムの導入、クレドの設置、評価制度のアップデート、リファラル採用制度の設置、就業規則の見直し、稟議ワークフローの設置……等々、会社としての制度もあらゆる面で徐々に整ってきました。

二年前の今頃は、主には創業者の知人・友人を中心に支えてきた組織でしたが、現在のLegalscapeは多様なバックグラウンド・いろんなところから心強いメンバーがさらに集まってきました。

業界を変えていきたい、新しいことにチャレンジをしたい、ユーザーの反応が見えるプロダクトづくりがしたい、利益をしっかり積み上げていきたい、社会貢献性の高い事業に関わりたい、尊敬できる仲間と働きたい……、いろんな入社経緯、いろんな考えをもって仕事をしている人がいます。
さまざまな思考や価値観の中でも「事業として、価値あるものを世の中に提供していく」ということへの意識がある、自信があるということは共通しているのではないかなと思います。当たり前のことのようですが、会社というものが存在し続け、成長していくための根幹のようなものであり、この意識が広く浸透しているなと感じます。組織が成長していっても、ここはそんなに変わらない部分ではないでしょうか。

②社内外のイベント参加が活発化

次に、社内外のイベント参加、協賛、提携、情報発信……、あらゆるものが増えました。おかげさまで、採用活動をしていても、スカウトが来るまで”Legalscape”という名前を目にしたこともありませんでした、リーガルスコープ??(正しくはリーガルスケープです!)というところから入る方が多かった頃から、聞いたことある、リーガルリサーチのあの会社だと思った、という声もいただけるようになってきた今日この頃です。もっと頑張りたい気持ちではありますが、着実に変化をしてきています。一部を抜粋し、当時の様子も写真やSNSを引っ張ってきつつお届けします。

CoralCapital主催のStartup イベントに毎年参加
- Coral Career Fair 2022 Fall
- Startup Aquarium 2023
- Startup Aquarium 2024

まずは、出資先のCoral Capitalさん主催のStartupイベントについてです。2021年から毎年参加しており、現在大活躍中のメンバーも、出会いはStartup Aquarium、という人が複数名いる素敵イベントです。今年はプロダクトメンバーもビジネスメンバーも複数名参加し、ブースも人が後を絶つことがほとんどなく、とても盛り上がりました。
ノベルティとしてはプロテインバーとキーキャップとポーチをお渡ししました。キーキャップについては、興味を示してもらえたり、一体何に使うのかと不思議がられたりと反応は様々でしたが、プロダクトチームに色アンケートを取ってみるなどいろんな方の協力を経て、Legalscapeらしいノベルティにはなったのではないかと思います。

ブースでお話する時間や、八木田さんが2分半のピッチをする時間もありました。ピッチの様子はぜひ以下のYouTubeをご覧ください!電気、水道、ガス、Legalscape💪

社内イベントがあれこれ変化
- 月に一回月末に「LS飲み会」の開催
- 隔週全社共有会「Biweekly」の開催
- 「LS合宿」の開催
- 「LS Night(仮)」の開催

社内イベントも、大きく変化を遂げました。2023年5月には遂に(?)毎月末ごろに全社員任意参加で開催する「LS飲み会」が発足しました。コロナ禍も落ち着いてきた頃でもあり、社員間コミュニケーションを活性化したいという思いから生まれました。最近は役員の石川さんのおすすめのお店に行きました。ここに行きたい!と主張すると反映されるらしいという噂もあります。

2023年7月には初めての「LS合宿」を開催しました。業務からちょっと離れて癒やしの地、箱根へ。半日まじめにワークショップ的なことをし、あとはせっせと遊びました。1日目は旅館の風情ある会議室でみんなで互いを褒め合い、伸ばしどころを伝え合いました。”LSのカルチャー”をSyncする会では、そもそも会社としてどういうことを大事にして仕事に取り組むべきか?というスタンスをCEO八木田さんから発信した上で、二つのチームに分かれて実際の実務にどう落とし込むのか?疑問や懸念がないか?などをすり合わせました。日常でこういうことを話し合う機会はそんなに多くはないので、貴重な機会でした。

これは旅館で用意していただいた看板。合宿感が嬉しいです。

定番のバーベキューもしてみました。火起こしを頑張ったり、美味しい焼きそばをつくったり、マシュマロと焚き火を嗜んだりと過ごし方は様々でした。

COO津金澤さんを筆頭に、火起こし奮闘中です。

会社としても合宿は初めてで、私としても運営は初めての試みでした。ほぼ現地集合現地解散にして混乱に陥ったり、なかなか起こらない火起こしなどいろんなトラブルもありましたが、社員から意見を募ったり、経営陣と相談したり、YOUTRUSTのはまよさんにもアドバイスをもらうなど、いろんな方の協力を経て実現した、意義のある合宿となりました。

その他、直近はエンジニア向けカジュアルイベントの「Legalscape Night(仮)」やボドゲ会も開催されるなど、いろんな活動が生まれています。イベントの様子は以下から伺えます。

また、2023年5月に「Biweekly(バイウィークリー)」が発足しました。
全社的な社内共有の場であり、組織としての目線合わせをする時間です。
第2週と月末最終週の月2回、オフラインを中心に継続的に実施しています。
それ以前も全社の社内共有は行っていたのですが、人数が増えてきたこともあり、頻度やトピックを見直して生まれました。各チームからの発表、新しく入社した社員の自己紹介や、CEO八木田さんや石川さんから全社にかかる今後の事業の見通しなどについて話すこともあります。これによって、他の事業部がこの数週間どんなことをしてきたのか、進捗・結果や今後の展望などを相互に理解しあっています。

その他にまとめますが、実はいろいろやっています。以下は抜粋です。大学で講義をしていたり、司法修習生インターンをしていたり……、気になるものがいろいろありますね。

その他
2022年
- 鹿児島大学司法政策教育研究センター「法の世界のDXを考える 法情報実務セミナー2022」にCEO八木田が登壇
- インド情報技術大学コッタヤム校にてCTO城戸が「Introduction to Legal NLP」と題して講義

2023年
- NLP学会スポンサーとして3年連続協賛
- LegalForce Web Seminar「最新AI技術と法務実務への影響 〜弁護士と企業法務がChatGPTを考える〜」にCTO城戸が登壇
- CEO八木田が九州大学International Programs in Lawの招待で訪日中のタイ王国の裁判官らに「Digitalising Court Documents in Japan」と題して講演
- 司法修習生 自己開拓プログラムの修習先としてインターン実施
- デジタル庁「法令APIハッカソン」でCEO八木田が審査員を務める

2024年
- 「DX総合EXPO」にLegalscapeが参加
- 日本組織内弁護士協会「JILA」の公式スポンサーに就任

③続々新規リリース、事業が成長中

(抜粋)
2022年 ~ 2024年現在
- 「電子版 会社法コンメンタール」リリース。『Legalscape』に標準登載
- 『Legalscape』の発行ID数1万5千IDを突破
- Legalscape、大規模言語モデルを活用した次世代型リーガルリサーチAIを開発。森・濱田松本法律事務所との協働により高い精度を達成
- LegalOn Technologies社と資本業務提携を通じた戦略的パートナーシップ締結
- 第一法規株式会社の戦略的協業により日本初の “AIリサーチ×判例”機能 “Watson & Holmes”を『Legalscape』に搭載
- Legalscape×商事法務×第一法規 3社間の戦略的協業開始
- 法律分野を中心としたデジタル版書籍のECサイト『Legalscape Store』をオープン
- 提携出版社が32社に到達。『Legalscape』の収録書籍数は2,800冊を突破

最後に、事業やプロダクトの変化についてもお伝えします。正直これが一番の変化であり、会社としても重要です。この記事では、人事やコーポレート的な部分を中心とした変化に重きを置いて書いているため、さらっと書きます!個別の内容については各種プレスリリースをご参照ください。
社内にいると他の部署であっても、それぞれの出来事に誰がめちゃくちゃ頑張っていたのかがおおよそ見えるのも、Legalscapeの良いところだなと思います。slackには“頑張った人をほめるチャンネル”があるので、これを見ていると、「おっ、誰かがfine playをしてる!」ということがわかります。50名ほどの組織規模によるところもあると思いますが、カルチャーとして事業の動きを共有できています。

『Legalscape』の発行ID数がずっと右肩上がりにその勢いが加速し続けているのも、掲載書籍数が2,800冊とこの二年間で爆速で増加しているのも、「電子版 会社法コンメンタール」リリースも「Watson & Holmes」搭載も『Legalscape Store』オープンも、勝手にできたことではなく、一人ひとりの努力の積み重ねと各所の協力を経て生み出され、それが市場からも評価を得られているのは、とても嬉しいですね。

これからのLegalscape

こうして変化を遂げてきた二年間、溜めてきた分、盛りに盛り込んでしまいました。Legalscapeこの二年、感じていただけたでしょうか。私の感想としても早かったなー、ですし、時々入社からこれくらい経過しましたねって話を社員間でもしますが、「早い!」という感想が多いなと思います。一年と、一日と同じ日はない日々を、それぞれのメンバーが過ごしているからではないかなと思います。

これからのLegalscapeも、事業としても業界のデジタルインフラになるべく歩み続けますし、組織としてもまだまだ拡大していきます。採用担当としては、良い仲間集めをし続けつつ、採用市場において、Legalscapeという会社の存在感をより増していけるよう、頑張りたいなと思います。

これまでの二年間をざっくりサマリした内容ですが、ここまで読んで、少しでも「Legalscapeという会社、面白いのでは……!」という雰囲気を感じていただけたら嬉しいです!もしどこかしら通じるものを感じていただけたのであれば、それはご縁があるということかもしれません。ぜひ下記からのご連絡をお待ちしております!!

お読みいただき、ありがとうございました!