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1億2000万人のアクティブユーザーに成果をデリバリーしていく

はじめまして、Legalscape でソフトウェアエンジニアをやっている斎藤と申します。2022年の2月に当社に入社しましたので、入社約8ヶ月経過しています。(写真は先日の飲み会後の1枚です・撮影時のみマスクを外しています)

この記事では私が Legalscape で働いてきた8ヶ月間を通して感じた当社の魅力を紹介できればと思います。

入社の経緯

入社以前は、大学・大学院でプラズマ物理を専攻しておりました。ソフトウェアエンジニアとしては、Eメールの配信システムの開発やソーシャルゲームの開発などを行っていました。一方メディア系の事業やEC事業に携わっていたこともあります。

転職を検討していた頃に共通の知人からCEOである八木田を紹介してもらい、種々の選考プロセスを経て入社しました。

次の働き先選びに自分が重きをおいていたこと

転職活動中は、エージェントの方からお話を聞いたり LinkedIn 経由で各社の方とつながってお話したりと、転職活動を始めて以来20〜30社程の会社さんとコンタクトさせていただきました。当時関わって頂いた方には大変お世話になりました。

特にスタートアップの会社とのお話の場で抱きがちだった感情は「いかにして自分に向いている組織を見出すか」というものでした。スタートアップへの転職を検討している方は、転職サイトなどに登録すると、たくさんの企業からメッセージを受信したものの情報過多となり、どの企業に応募すれば良いかを決めかねてしまうという状況に至っているのではないでしょうか。

実際に構成員となった今振り返ると、やや淡白な形になってしまうかもしれないですが、これを読まれる方に向けて文書としての価値を高めるため、なるべく客観的に記述していこうと思います。

ひとつは経営陣が技術に明るいことが挙げられます。経営陣はそれぞれ東大のCS学科を修了しています。テック企業においてプロダクトの動作原理の大枠を理解した上で経営判断を行えることはプラスであると考えていました。またこれは入社した後もそのことが良い方向にはたらいていると感じています。

リーガルテック業界という広いくくりの領域には多くの競合他社が存在していますが、当社の掲げる「リーガル・ウェブ構想」(法令やパブコメ、判例、解説書籍、等の法情報は、本来互いに繋がっているべき情報。Legalscape は、それらを電子的かつ意味的に相互につなぐことで、法律情報の可用性・保守性を向上させ、リサーチツールはもとより日本のリーガルインフラとなることを目指す)のように、法情報の体系的な構造化にドミナントに成功した企業というのはまだ存在していません。一般的な市場について言うと、2位、3位にも事業収益化の余地がある市場というのは存在しているのですが、事業の成長性を予想していくという目線ではひとつの市場でリーダーシップを取っていけるか、それが可能な市況かどうか、容易に新規参入可能すぎないかというのは重視していました。そしてこれらを入社前に根拠だてて説明してもらった上で入社を決めましたので、入社後も認識の齟齬なく働くことができています。

エンジニアとしては自分は達成したい目的があってそのためにソフトウェア開発をするという志向が強いエンジニアという自覚があったので、特に現在の Legalscape に特有の開発スタイルだと思うのですが、明確にサーバーサイドエンジニアやフロントエンドエンジニアという役割が決まっているよりは「実現したい状態」に対してエンジニアリングで取り組む(最適なエンジニアリングは目的があれば自ずと決まる)という風なやり方です。なので現在も Legalscape の社内のエンジニアはソフトウェアエンジニア以上に狭いジョブタイトルが付いている人はいません。

入社8ヶ月を経て

これまで私が担当した仕事といっても大小あわせると多岐にわたるのですが、主に書籍の検索体験の改善・書籍データ構造化ツールの改善といったものが挙げられます。これらをとっても、フロントエンドのコードからサーバーサイド、CLIツールの改善を含んでいますので、先程述べた働き方を体現していることになっています。

1億2000万人のアクティブユーザーに成果をデリバリーしていく

法情報は日本法である以上日本国民全員がアクティブユーザーと言っても過言ではありません。私はこれまでエンターテイメント系の事業に関わっていることが多かったので、これまでは何かをクリエイトするモチベーションとして、ユーザーに喜んでもらえる体験をいかに提供するかということを目標にしていました。より具体的に言うと、ユーザー評価や SNS 上でのコメントを拝見して一喜一憂していました。現在の Legalscape はビジネスユース向けですので SNS のような場面は少なくなりましたが、同様にプロダクトを使用して頂いている実務家の方々や書籍を提供して頂いている出版社の方々からのフィードバックを通してやりがいを感じるとともに、より多くの良いフィードバックを得られるべく開発イテレーションを回しています。私自身もまだ数は少ないながらも対話の場に参加させていただくこともあります。まだ日本人全体を対象とするような成果は生み出せていませんが、「リーガル・ウェブ構想」を実現し、人々の生活の改善に資するとすれば、これほどの喜びはないでしょう。

手前味噌ではありますが紹介してもらった当時から在籍しているエンジニアのメンバーについて話を聞いて、おそらくこれだけの良いエンジニアがいればこの競争力で何かを起こせるであろうと予想していました。良いエンジニアと一口に表すのは難しいですが、高い技術力を持ちながらなおかつ事業に対する目線の高いエンジニアが集まっていると感じます。

またエンジニアに限らずとも人柄的に魅力のある、信頼できるメンバーだけが集まっていると感じています。私はこれまでの人生で何かを「成し遂げた」という体験を明確に得たことはないので、このメンバーで Legalscape の掲げるマイルストーンを一つ一つ成し遂げていきたいと考えています。

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