種の保存
種の保存と言うと
難しく聞こえてきますが、
私たちも含めて生き物は皆
種の保存の使命を抱えています。
無意識にその事を全うしようと
日々生きています。
人はその事を
恋と言ったり愛と言ったりします。
種の保存なんて意識はないけれど
自分の中に仕組まれた何かが、
知らぬ間に働いて
異性を好きになったり
アプローチしたりします。
太古の時代から貫かれてきた
その仕組まれた何かは
過去生存した全ての個体に
働いていて
その結果今があるのだと。
先ほどたらふくご飯を食べて
外に出ていった猫。
過去生存していた無数の親猫を経て
今、目の前の一匹が存在する。
本能的に種の保存を繰り返して来た結果が、
今の家のドラ猫だと思うと
目の前の個体に
想像を超えた無意識の想いが
凝縮されているように思えるのです。
生命の尊さとか分かったように言いますが、
凝縮された想いを宿した生命は
日頃イメージしているものとは
やはり違うのではないか。
今を生きる猫は
過去生存した無数の個体の想いを宿し
守られながら
日々生きているように思います。
お腹が空いたらご飯が食べられ
身の危険を感じることなく
ぐっすりと寝られる。
これも何かしらご加護を頂いている
結果なのかもしれません。
猫のお世話をしていると
猫のご先祖様が微笑んであるかもしれない。
よく言われる“ ご先祖様のご加護 ”
みたいなお話。
考えてみるとあるかもしれない。
過去からの凝縮された想い。
誰しも抱えていて
きっと守ってくださっていると
思えるのです。
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