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éloquence


楽観的な思考を繰り返し
希望的観測ばかりを追うことに
果たして意味があり得るのだろうか

凡そ負の出来事というものは
次の注意や
警戒に繋がる好機で在り
無益な事象こそが吝かに
自身の昇華への踏み台と成るのではないのか

などと
雄弁に語ってみても
悲しいかな
人生ってやつには
それは伴わない

寧ろ
遠回りだ

ポーの言葉が回りくどいのは
詩人だからではなく
闇を抱いていたからだろう


そんなものさ



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