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Tout seul




わたしは
独りで堪えている

逢いたくて
逢いたくて
仕方ないけど

仕方ない


わたしは
唯  
待っているだけ

そんな
雁字搦め


さみしい夜ばかり越えて
わたしのの目は
涙を枯らした

筈だった

それなのに


まだまだ
何処から来るのかわからないくらい
溢れてしまう


涙が

勝手に


小指の先程でも
幸せが欲しい

って



今夜も
独り過ごす
冷たい夜の
辛さを噛み締めて



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