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私の社労士勉強法②(4月中旬~)

前回は一周目の勉強法についてお伝えしましたが、今回は2週目以降について記載しようと思います。

【2周目】4月中旬~5月中旬

経験者の方は察しが付くと思いますが、2周目に入った最初は絶望的なほど今までやってきたことを覚えていません。それは私も例外ではなく、安衛法や徴収法のように社労士試験の勉強をするまで全く聞いたこともなかったような法律はさっぱり覚えていませんでした。正直、めちゃくちゃ心を折られます。が、ここで踏ん張れるかどうかが私のターニングポイント1つ目だったと思います。

講義がない1か月の間、前回もご紹介したTACトレーニング、大原択一式トレーニング、合格のツボ択一編をひたすら回しました。時間数は把握していませんが、この1か月で200時間は超えていたのは間違いないです。毎日1科目3冊、問題数にして500~800肢(科目による)をノルマにし、できなければその都度明日以降の予定を変更し、ひたすら問題を解くことに時間を費やしていきました。5月の末にLEC模試を控えていたので、それまでに択一だけでも基準点に達したい・・・という期限を設け、そこまでは選択を捨て択一確保に照準を絞りました。

※初学の私にとって、模試の計画もかなり悩みました。TAC通学だったので、6月末、7月末のTAC模試はセットでついていたので、5月にどこか受けたいなと思って調べた結果、LECはあるということでLECの模試を受けました。

【初めての模試】5月中旬~6月中旬

さて、模試を終えた後、択一にある程度の手ごたえを得ることができた私は、違う教材を使うことを検討し始めました。もうすでに90~95%ほどの正答率を出せるようになり、残りの5%のために全部の問題をやるのは非効率なので新しい教材に乗っている出題方法や覚え方に興味が沸いたため、色々な方の声を集めながら、書店に通い最初に選んだのが【比較認識法】という教材でした。

この教材は頭の中を整理するのにとても秀逸で、1周目より2周目以降で大きな力を発揮してくれます。経験者の方であれば早い時期からの購入もありだと思います、個人的にお勧めランキング2位の本です。

【中間模試】6月中旬~7月中旬

この方法で6月中旬(20日位?)のTAC中間模試を迎えたのですが、択一43点選択27点(労一1点)と初学としては成長してる手ごたえがありましたが、一年で合格を勝ち取るにはまだ基準点を確実に取れるか怪しい状態でした。この時期でもまだ上記した教材の反復練習のみで過ごしていた私に、通学で知り合ったとても優秀な方(実力テスト、答練すべて満点)と話していた時に、やたらと

『過去10の右側の補足に書いてあった』           『平成2〇年の選択で出た』

と私の知らない問題を解説してくれたんです。それまでの私は、大原のトレーニングで過去問を結構な量解いていたからあまり変わらない内容なのかと思っていました。ですが、購入して解いてみたら知らない問題がたくさんあり、補足にも目新しい情報が詰まっていました。それからは過去10に絞った勉強が始まりました、試験開始40日前のことでした。ここが私の2回目のターニングポイントであり、最大の分岐点でした。

【全国模試~】7月中旬~8月21日

私が過去10を始めてから1週間ほどして、難易度MAXと噂の【TAC全国公開模試】がやってきました。まだ勉強が追いついてないので高得点は期待できませんが、今までやってきた蓄積もあるし、それなりに戦えたらいいな・・・そして当日。

結果は択一38点選択29点割れなし。これで全国順位は上位15%位でした。この時点での私の感想は、『選択は運要素もあるから一概に喜べない、択一の点数こそが実力だろう。このままでは全科目基準点越え、総合点で割れという結果になるような気がする・・・』でした。

私の中では、選択足切りは言い訳もきくが、択一総合点が足りず不合格は1年間専業でやったことを根底から否定されるような気分になると思っていたので、相当な覚悟で残りの期間を過ごしたと思ってます。

そこから先は過去10を如何にたくさん回せるかを考え、【1日最低1科目(500肢)】目標は【1日2科目(1000肢)】に切り替えて毎日自宅で、カフェで、お風呂で勉強に明け暮れました。とはいえ飽きっぽい性格なので息抜きはちょくちょくしていて、1日10時間を超す日はあまりなかったと思います。集中力が切れたときは耳勉を活用し目的条文をよく聞いていました。最終的に過去10は40日で4周、正答率はどの科目も95%程度まで達成することができました。

そして本試験へと向かうのですが、一番の不安は模試で大きな結果がでていないので、過去10をしっかりやり切ったという自信を形として生み出しておらず、ぶっつけ本番のような気分で当日を迎えたことでした。結果からすれば、それが慢心を産まずに当日まで集中できた要因のようにも思えるので、1年間のスケジュール、教材、出会った人や得た情報は全て最高のタイミングだったのかもしれません。本心としてはもう少し過去10を早めに手を付けて模試で高得点を取りたかったですが。

当日の様子と自己採点についてはこちら


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