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鍋蓋を盾に、袋と戦い抜いた土曜日。

こんにちは。

れふとで御座います。
普段お料理をしない私ですが、昨日の夜、ついに思い立ってやってみました。

鶏ハム。

月の雫さんの記事を見るたびに、よだれだけ垂らしていたのですが、
もしかしてこれなら私にも出来るかも と思えたのと、
何としても食べてみたかったので、やってみました。

何としても食べてみたかったのです。

どうして当日に記事をあげられなかったかと言うと
無言で食べ進めてしまい、あっという間に酒袋になってしまったからです。
いつもいつも本当にすみません。

詳しい作り方はご本人の記事をみていただくのがベストです。
私のは作り方ではなく、戦い方になってしまいましたので、
絶対に参考にしはなさらないでください。

1.鶏肉を買ってくる。
そこ工程に入れる?って思われる方が100%だとは思うのですが、
私にとってはまずはここからでした。

レシピを参考にお料理なんて全くした事がない私にとっては、
お買い物の時点で少なからずパニックでした。

鶏肉ってどこにあるの…?
うろうろして見つけたのですが、次の問題が発生しました。

あれ、鶏肉っていっぱい種類がある。
あれ?どこの部位なんだったっけ。
あれ…?何グラムくらいの奴がいいのかしら。
おや…?切ってあるヤツがある。これだったら手軽に出来そう。
あれ…?切ってあるヤツでやったら、なんか問題起きる…?

鶏肉の前でスマホを凝視し、明らかに様子がおかしい人間がスーパーにいる。
通報されなくて本当に良かったです。

その後は店員さんに記事を見てもらいながら、一通りを一緒に探してくれました。
嫌な顔をせずにお付き合いくださって本当にありがとう御座いました。

そうなんです。フォークで穴を開けるところを入念にやりたかったのです。

狙いを定めるれふと

⒉フォークで穴を開ける。
何ならここがやりたくてトライしようと決めたところもあるくらいですので、
ムードを盛り上げる為にレッチリのCan’tStopをかけながらガッツリ刺しまくりました。

うふふふっ、お料理って…楽しいじゃないか。

気が付けば真顔でひたすら刺しまくってました。
お料理って楽しいんですね。
これからはもっとお料理しようと思いました。

この時までは。

スパイクを履いて段ボールの上を歩くかのような、
雪が降った次の日に霜の上をサクサク歩くかのような。
不要な語録

そんな静かな高揚感を感じられました。
お肉をフォークで刺すの、オススメです。


3.塩と片栗粉を刷り込む

…刷り込む?
刷り込むとは?

すり‐こ・む【刷(り)込む】
[動マ五(四)]同じ印刷面に刷って入れる。「名刺肩書きを—・む」

えっと…ふむ。

一応調べてみたもののそもそも塩加減が分からず怖かった為、
最初は意識がない人へ声をかける時の
「すいません。大丈夫ですか?意識はありますか?」
くらいのLVでトントンやっていたんですが、
段々とおかしくなってきて
傷口に塩を塗るなんて言葉もあるじゃないかと、ゴシゴシいってやりました。

塩漬けされたお肉
白粉後のお肉

4.袋に入れて空気をできる限り抜く。
ジップロック的なものに入れて、空気を抜いている時に気づきました。
あ。名前を書き忘れちゃった。

私は責任感が強い人間ですので、それでも日付と名前を書きましたが、
うまく書けませんでしたし、
何ならちょっとこの時に穴空いたんじゃないかと思います。

密閉されてしまったお肉

5.沸騰前に袋を入れて沸騰。10分沸騰させる。
料理をしない私にはここの塩梅が分からず、大怪我しました。

温める

あ、名前が消えていく。
下からポツポツしてきたので、そろそろ10分測定かしら…?
いや、まだかしら…?
グツグツが沸騰なのかしら…?

沸騰?

…んもういいでしょう。
もう沸騰しているって、袋も言っている気がす…

沸騰!

はぁっつ…!!

お湯が跳ねて確かな沸騰を教えてくれました。

沸騰!!

つっ熱いっ。あと、怖いっ跳ねっ、跳ね怖いっ

…ほんで、蓋閉められない…

沸騰!!!

踊る袋と蓋をシールドにして跳ねと戦う私。
シールド作業に没頭して10分を正確に測定できませんでした。

冷まされる鳥

6.火を止めて冷めるまで待つ。
1戦終えた袋と私。

あとは、冷めるまで待って、切り分ければいいのですね。
私のお料理はついにここまできました。
紆余曲折御座いましたが、これもひとえに素敵なレシピと…
待てない…。



触れる程度になった時点でもう盛り付けて食べたい衝動を抑えられず
袋から取り出してしまいました。

肉塊

…あれ、なんか思てたんと違う。

月の雫さんの記事で拝見したような美しい白さが全然ない。
なんか、微かに邪気を帯びているようにもお見受けします。

お鍋にぽ〜んって言ってくださったはずなのに。

切られていくお肉

しかしもう待ちきれないから切ってし…

ァっ、またあっつッ!!

触れるからと安心して切って行ったら中あっつい。
切り離す時に包丁触ったら包丁もまたあっついのです。
ここに至るまでに多分10回は仰け反っていると思います。

そして四苦八苦し続けながらなんとか盛り付けました。

思ってたのと違う仕上がり

…やっぱり、思てたんと違う。

なんか、色悪いしケバケバしてるような…。
あと、無駄にぶりんぶりんです。
みてお分かりの通り、無駄になんか、下の方ぶりんぶりんしています。

作る人によって、ここまでの差が出てしまうのですね。
お料理って奥深く、大変な偉業なのだなと知る事が出来ました。

ですが、食べてみると味も香りもよくお肉も柔らかく、
あっという間になくなってしまいました。

これなら私にでも作れるし、写真の量の×3くらいいけるんじゃないかと思いました。

念願叶って食べられたのですが、あまりに思ってた仕上がりと違った為、
ご本人のを食べてみたい気持ちが溢れております。

あと、同じお料理の記事なのになんか、
私の記事、ざんないです。


それでは、皆様はどうか良い日曜日を。


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