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サッカーの上達には”環境”が重要なのか

プロサッカー選手になるために、あるいはサッカーが上達するためには、”環境”が重要なのか、について考えてみました。


みなさんは、サッカーが上達するには何が重要だと思いますか?


久保建英選手がJリーグや海外で活躍しているなか、SNSやネット記事の中で

「幼少期でのスペインでの環境が彼を成長させた」

「カンテラにいたら上手くなるよね」

と良い環境で、良い成長を遂げたかのように言われています。

実際、日本では経験できないようなレベルの高い良い環境であったことは、たしかではあると思います。

しかし、そこで自分のポジションを獲得できたのは、環境に恵まれたからではなく、彼自身の努力の成果で彼の実力であると思います。

では、なぜ彼が今のレベルで戦えているかというと、僕自身の考えは、

”取捨選択してきた情報量の差”

なのかなと思います。

これは、日本と海外におけるサッカー教育の差でもあると同時に国内でもその格差は大きいとおもいます。

僕が小、中、高校生の時はサッカーが上手くなる情報として、コーチ(指導者)、テレビ、雑誌などから情報を得て自分なりに考えてプレーに生かしてきました。

僕自身、今までたくさんの素晴らしい指導者の方に出会ってきましたが、本当にたくさんのサッカーに対する考え方や、指導を受けてきたと思います。

そしてプロサッカー選手になれたのもその情報の元に、努力して、それが経験となったからだと思います。


僕はサッカーの上達には”情報”はとても重要だと思います。

その情報とは、トレーニング内容、筋トレ、身体のケア、食生活、睡眠とさまざまですが、全て繋がりがあってその情報をもとにやってみる、それが経験となって積み重ねることで自分の実力になっていくと思います。

いわゆる『経験値』になるのです。

1知っていれば1しか選択肢はないけれど10知っていれば各自に合わせて6にも7にもできます。

10の情報を100や200にしていってその中で自分が必要だと感じるものを取捨選択していくことで成長があるのではないでしょうか。


僕自身、今も様々な情報を学びながら、どうすればこれからもっとサッカーが上手くなれるかを試行錯誤しながら戦っています。

それと同時に現役のプロとして、今プロサッカー選手を目指している子供たちに自分が経験してきたこの情報を伝えて、彼らが選択できる情報を増やしていってあげたいとも思っています。

誰でもサッカーが上達する情報をたくさん学ぶことができれば日本サッカーのレベルが底上げされてこれからもっと世界で活躍する日本人プレーヤーが増えるのではないかと思います。

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