Vo.小川紘輔にとっての「王様のメロディ」

どうもこんばんは、LEEVELLESボーカルの小川です。
今回は僕にとっての王様のメロディをご紹介できればと思います。

まずはこの曲から。

▪️流転 / 女子十二楽坊

映像に時代を感じますね(笑)
この曲は僕の音楽人生にとってある意味原点というか、好きな“ジャンル”が決まったんだろうな。という曲です。
僕が小学校の頃だったかな、当時通っていたピアノ教室の先生に連れて行ってもらった人生初(多分)のコンサートが女子十二楽坊。
その時にこの曲の壮大さに惹かれ、まるで自分が映画の中にいるかのような不思議な感覚になりました。

当時会場でCDを買ってもらいましたが他の曲には目もくれず、その後しばらくはこの“流転”だけを永遠とループして聴いてました。
多分この頃から背景音楽っていうんですかね、壮大な…まるで映画のような音楽に惹かれていったのだと思います。


▪️STAY AWAY / L'Arc~en~Ciel

唐突ですが高校に入学した僕はバドミントン部に入ろうと決めてました。
なぜなら中学の体育の授業で楽しかったから。
ところがその高校にバドミントン部はなかったのです。
どうしようか、、と迷っていると、
出席番号が一つ前のクラスメイトから
「バンドやろうよ」と声をかけられます。
幸いにも中学生の終わり頃、叔父からもらったギターを少しばかり弾いていた僕は、バドミントン部もないし、まぁいいかと軽い気持ちで「いいよ」と返事をしました。
ちなみにその高校に軽音楽部もなかったのですが、男子校だった為か吹奏楽部の部員も少なく軽音楽部を作れちゃいました。
僕たちが1代目なので音楽室は使い放題。
そこから僕のバンド人生が始まります。
記念すべき1曲目にコピーしたのがこの“STAY AWAY”。
その時僕の担当はボーカルではなくリードギターでした。
教えてくれる人なんかいないのでなんとか自力でギターソロを弾くために毎日必死になって練習していたのを覚えています。
今覚えば何故叔父に教えてもらわなかったんだろう…
弾けるようになった時は嬉しかったなぁ。
人生で1番ギター弾いてました。


▪️サボテン / ポルノグラフィティ

高校生活をバンドに捧げた僕ですが、3年間ボーカルをすることはほぼ無く、地元の大学へ進学。
そこでも軽音サークルに入りバンドにどっぷり浸かりました。
そして大学2学生の頃。
当時付き合っていた彼女がポルノグラフィティのライブDVDを誕生日プレゼントでくれたんです。
そこからポルノグラフィティにどハマり。
ボーカル昭仁さんがこれまたカッコいいんです。伸びやかで力強い声。痺れました。
そこから軽音サークルの友人にある思いを打ち明けます。
「ボーカルやってみたい。」
そこで初めてちゃんとバンドでのボーカルを体験しました。
実際にライブで歌ったのがこの曲。
でも音程も外しまくるし高い声は出ないしで散々でした(笑)
それをきっかけに歌の練習をし始めたんです。
今もこの曲は僕を初心に戻してくれる曲であり、時に失敗した時、うまくいかなかった時に諦めずにやり続けることを思い出させてくれる大切な曲です。
なんか曲の話をしていると歌いたくなってきちゃいますね。

皆さんの中にも眠っている自分だけの王様のメロディ、沢山あるかと思います。
何かあった時は聴き返して“あの頃”へと戻ってみてはいかがでしょうか。
きっといい方向に気分も変わるんじゃないかな。

以上、小川にとっての王様のメロディ、そして人生の分岐点に寄り添ってくれた曲でした!
ありがとうございました!次回もお楽しみに!

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