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一叶知秋
2016年3月20日 11:53
(無料で全文読めます)4.ラ・ロシャットらの反乱と罪責について 過去三千年の歴史について 正しい批判を成し得ないひとは 無知なるままに闇にいるがいい その日暮らしですごすにしても(ゲーテ『西東詩集』「旅人の心の落ちつき」) 前章の末部において、私はキリコを「この世」に「投げ込み」、その権能をもって「頽落した在り方」をもたらした張本人であるにもかかわらず、キリコの過去を剥き出しに