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枕の途中で逃げたらとんでもないことになった

若さとは、それだけで価値がある素晴らしいものだ。
若さだけが取り柄の女になってはいけないが、若い頃はそれなりに若さを存分に楽しんでいた。

戯言はほどほどにして、若かりし頃のお話です。
数回指名していた担当に家に招かれたのである。
まあ、行ってもいいか(謎の上から)、と言う心境になりノコノコ着いて行った。

全くもって性的な目で見ていなかったので、普通なら断っている状況なのだが、その日何故着いて行ったのかは遠い記憶過ぎて思い出せない。
まぁ、アレだろうね。
なんかそう言う気分だったんだろうね🙄
女にはホルモンバランスってあるもんね(?)

若い男女が密室で行うことなんて1つしかない訳で(そうでもない)、御多分に洩れずそう言う流れになったのだが、これは完全にわたしの悪い癖と言うか、生き物はみんなあるのか知れんが肌が触れ合った瞬間に「あ,無理」を発動したのである。
相手は準備万端であるにも関わらず、こちらのテンションはどんどん下がって行くのだ。
むしろ相手のテンションが上がるほど、こちらは冷静になって行く。
全くもって理不尽極まりない。

「いよいよ無理!やべえ!笑いそう!どうしようw」と思っていると、携帯が鳴った。
チャンス!!とばかりに中断のお願いをしてそそくさと電話に出た。
お姉さまからだった。
(なんてことない、腹減ったからご飯〜みたいな内容だった)

わたしが電話で話してる間、全裸でベッドに座っている担当は何と情けない姿だったろうか。
余計冷静になったわ(最低)

「ちょっと早急に行かなといけなくなった!
ごめん、緊急事態(大嘘)」

「え、もうちょっと居れない?」と困惑する担当

(挿れたいだけやろwww)と心の中でツッコミを入れつつさっさと服を着て退散した。

今になって考えると最低なのは自分なので、彼には大変申し訳なく思っている。
(今日書いていて、本当にそう思ったw)

ところが、大変だったのはその後である。
なんとなく気まずいので店に行ってなかったのだが、毎日毎日家やホテルに誘われるのである。
決してわたしのことが好きとかそう言う類ではない。
恐らく、性行為を完遂したいだけなのだ。

メールや電話が頻繁に来る。
(わたしの)家の近くに居ると言う。
(通ってる)他店の近くに来ると言う。

射精への執念でストーカー化したのである。
全くもって理解できないが、そーゆーもんなの?

結局のところ、別の担当に相談して「付き合ってる」と言う設定にして貰ってストーカー行為は一旦収まったのだが、その後も約1年に渡りたまにメールが来ると言う地獄が続いたのである。
相談した担当には「お前が悪い」とちゃんと怒られた。

射精って偉大ですね(黙れ)

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