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映画3作短評

『アクアマン』(公開中)
地上での戦闘シーンが息を飲むほどキレッキレッで最高。髪の赤いヒロインもエキゾチックで魅入った。カニ型の大型生物兵器もグッド。それ以外はノーコメントで。あ、4Dで観で大惨事でした。IMAXの非3Dの方が映像は堪能出来るでしょう。

『七つの会議』(公開中)
もはや誰もその大袈裟な演技に疑問を持たないであろう池井戸潤シリーズ。手に汗握る企業サスペンスドラマ。香川照之に唯一食われない演者・野村萬斎。歌舞伎役者と狂言師の存在感バトルを堪能できます。映画のテーマである企業不正については他の国でもある事だが、過度な滅私奉公というワークスタイルは悲しいかな日本特有なのかなと。

『スターリンの葬送狂騒曲 』(U-NEXT)
スターリンの死から始まる党幹部たちの狂騒や駆け引きを描いたコメディ。ふざけてはいるが、クオリティ高い。みんな英語で喋ってるが、脚本が良いのか、人物像に違和感がない。最後はある実力者がパージされるのだが、そこまでのスリル感やテンションがパージ遂行と共に静まり返り、その瞬間訪れる「私刑感」が強烈。

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