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教師から見た〇〇(教師と学校現場編No.010)

 ここでは、いろいろなテーマを、

“教師自身、生徒に還元するための見方”

という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。

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「ブラックな環境」#04

 次は業務の妥当性ではなく、運用方法の妥当性について考えてみる。

 学校現場のブラックな環境を克服改善するためには、当然、人員の補充をはじめとする物理的な解決をしないといけないのだが、“われわれにできること”もある。という視点はとても重要だ。この視点を失うと、愚痴と文句にしかならない。そしていつしかそれは諦めと怠惰につながっていくしかない。
では、何が出来るかだが、まず初めに思いつくのは、「授業に組み込めないか?」であろう。

 まず前提として確認しておきたいのは、学校の授業はカリキュラムを正確になぞることを“求められていない”、ということだ。国が学校に求めているのは、こういう人間を育てたい、こういう能力を身に付けさせたいということで、その達成目標だけを抽出してみていくと、日本の国が目指している人間像がそんなに的外れでないことがわかる。

 実際に日本中にはいろいろな方法で、例えばどこかの国立大学の付属小学校では理科の授業は、「ひたすら実験&レポート。教科書は勝手に勉強しといて、テストそこから出るでから」のシステムで行っているし、国語では四コマ漫画を使う手法、英語では劇のロールプレイングをひたすらさせるなど、様々な取り組みがなされている。

 こういった事例を見ると、小テストや交換日記のような+αで授業時間以外を圧迫している業務のいくつかは、確実に授業内に組み込めるはずだ。そして、これは多くの教員が考えたことに違いない。

 では、なぜ、多くの学校が教科書を進めていく、いわゆる一般的な授業を行っているかというと、それが“一番楽な方法”だからだ。

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