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先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比


【書籍情報】

タイトル:先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比 最短最速で結果を出して幸せに生きる! 新しい「お金の思考法」
著者:イングリッシュおさる
出版社:KADOKAWA
定価:1,650円(税込)
出版日:2024年3月4日

【なぜこの本を読むべきか】

あなたは、今より収入を上げたいだろうか。

ほとんどの人が今より多くの収入を得て、豊かになりたいと思うだろう。

しかし、お金をいくら稼いでも、お金の使い方や持ち方を知らないと、一瞬で破産に追いやられることもある。

本書は、億をマネタイズする稼ぎ方と、稼いだお金を守る「お金の哲学」が書かれた一冊だ。

本書は以下のような方にオススメしたい。

■お金の不安を解消したい
■お金の扱い方、使い方がわからない
■ある程度稼いできたが稼いでも満足できない

お金を稼ぐ方法を紹介している書籍は、世の中に山程ある。

しかし、稼ぎ方と共にお金の哲学が書かれた書籍は、ほとんどない。

本書を通して、お金と幸福のバランスを学んでいこう。

【著者紹介】

イングリッシュおさる

英語のオンラインスクールを運営する傍ら、各業界のトップインフルエンサーへのマーケティング指導をおこなう。
YouTube登録者は40万人超え。
著書に『元・手取り18万円の貧乏教員が起業1年で月商3.6億円を達成したSNSマーケティング術』がある。

【本書のキーポイント】

📖ポイント1

お金をいくら稼いでも、お金の持ち方をわかっていなければ、すぐに失う。まずは、お金を使う知識が多すぎることを自覚しよう。

📖ポイント2

お金を守るうえで「コスト意識」を持つことは大切。そのコストをかけた結果、本当に満たせるものは何かを考えて、お金を使おう。

📖ポイント3

お金で不幸になる人は、他人軸の幸せで生きている。自分の内側にある幸せに目を向けることが一番大切だ。

【1】お金の持ち方

お金を使う知識が多い恐怖


お金は、稼ぐ前より稼いだ後の持ち方、つかい方の方が重要である。

なぜなら、私たちはお金のつかい方に関する知識がたっぷりあるからだ。

たとえば「1億円を稼ぐためにはどのような方法がある?」と問われたら、あなたは即答できるだろうか。

おそらく、瞬時にいくつもの方法を回答できる方は少ないだろう。

しかし「1億円を使い切るためにはどのような方法がある?」と問われたら、どうだろうか。

■家をリフォームする
■高級車を1台購入する
■海外旅行へ行く
■家族にプレゼントする
■子供の養育費にあてる

このように、いくらでもつかい方を思い浮かべることができたであろう。

お金の使い方に関する知識が豊富とは、上記のような状態を指す。

つまり、お金は稼ぐことより使うことのほうが、参入障壁が低い。

この状態は、非常に危険だ。

なぜなら、一時的に収入が上がった際に、お金を守ることができずに浪費し、最終的に自己破産してしまう可能性が高いからだ。

お金を使う知識を多く持っている事実に対して、私たちはもっと危機感を持つことが重要である。

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お金は価値との引換券


お金を使うときに減るものは、お金だけではない。

お金を使うことで生まれる一番の損失は、物やサービスを買うために費やす時間である。

たとえば、10万円を持ってショッピングモールへ行き、好きなものを買ったとしよう。

すると、10万円だけではなく、どの洋服を買うか迷ったり選んだりした時間も失われてしまうのだ。

この失われた時間があれば、一体どれだけのお金を稼げただろうか。

時間があれば、仕事をして価値提供をして、お金を稼ぐことが可能だ。

散在してお金がなくなる人は、お金を使ったことではなく、本来稼げるはずの時間を失ったことが原因である。

お金は、価値との引換券だ。

何の価値と引き換えるかを、考えたうえで使わないとあっという間に破産してしまう。

「この出費で失うものは、お金だけではなく、費やした時間や、今後それを所持しつづけるコストも含まれている」という点を認識しよう。

【2】コスト意識

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