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Midjourneyで水も滴る美少女を描く

今日はMidjourneyで女の子を描いていました。
AIお絵描き生活にハマりすぎて肩が凝り始めました。

いっぱい失敗していくうちに、ちょっとずつ顔が崩れないようにする方法がわかってきました。完全ではないですが目もグニャグニャしにくくなってきました。Midjourneyさんが賢くなってきたのだと思います。

うむうむ。悪くない。かわいいじゃない。


それなら前からやってみたかったことに挑戦。

この女の子の顔をベースに、「水滴が女の子の周りをぶわわわわわ」みたいな絵を描いてみましょう。

以前は「シャワーを浴びる」という表現をして禁止ワードに引っかかりました。それで今回は「透明な絵の具」に変更。「女の子が透明な油絵の具に溶けて上向きに滴り落ちる」という表現で指示文を作ってみたのがこちらです。

水の流れ方を「上向き」「下向き」に変更してみても面白い。

これは滝行のようになってしまったので、水滴を「小さな粒」と指定してみます。しかも「風」で吹き飛ばす感じにしてみましょう。

ここまでは「full head portrait」で描いてもらったので、全身全部書いてもらうために次の文言を入れてみました。portraitの部分は分けて別に記述し、「full body, full head, full leg」と入れてみたのです。

すると手が溶けました。

今度は「full body, full head, full leg,full hands」にしてみました。

元々液体と人間が溶けるようなイメージを指示していたためか、とにかく手足が溶けやすい。

足が見切れちゃった。この記述ではどうやっても溶ける…。
しかも後ろ姿が多くなってきました。

back shot photoって入れていないのに描いてくるときは、Front facing Portraitと入れてみます。それでもダメなら次のようなフレーズを使います。

front facing photo:正面を向いた写真
From head to toe:頭から足まで
full-body photo :全身写真
upper body shot/waist up photo:上半身の写真

ちなみにこれ以外にも使えそうなフレーズは次の通り。

lower body shot:下半身の写真
close-up photo :アップ写真
back shot photo :後ろ向き写真

shoot with a wide angle lens:広角レンズで撮る
shoot with a prime lenses :単焦点レンズで撮る
shoot with a medium telephoto lens:中望遠レンズで撮る
shoot with a telephoto lens:望遠レンズで撮る
do a close up with a macro lens:マクロレンズで接写する

Landscape:横撮り
Andscape mode:風景形式
Portrait:縦撮り
Portrait mode:肖像形式
Extreme close-up angle:接写
Long shot angle:ロングショットアングル
Medium shot angle:オーバーショルダーアングル
Over the shoulder point of view:オーバーヘッドアングル
Overhead-angle:オーバーヘッドアングル
Selfie shot angle:セルフィ―
Shot from a birds eye camera angle:俯瞰
Two shot angle:ツーショットアングル
Wide shot angle:ワイドショットアングル

Symmetrical composition:シンメトリー構図
Vertical Symmetry:上下対称
Reflected Symmetry:反射対称
Radial Symmetry:放射対称
Golden ratio:黄金比
Low - Angle:ローアングル、アオリ
high angle:ハイアングル、俯瞰

横向は雰囲気がかなり変わります。

ただ生成を繰り返しているうちになぜか裸っぽい写真が増えてきました。

ちょっと服を着せてみましょう。無難に白いワンピース。

なんだか飽きてきたので猫のキャラクターに同じことをしてもらいましょう。

背景の緑色がデフォルト感満載なので違うものに変更。

気分転換になりました。

女の子の顔を全身のアングルでも描いて欲しいのだけどうまくいきません。
そこで再度女性の顔を生成しながら考えることにしました。

どうもこのAIは女の子に辛そうな表情をさせますね。表情の指定をしないと泣き顔を描いてきます。

そこで次のように記述しました。

concept art, girl, full head portrait, charming smile, highly detailed, digital painting, illustration, epic scene, cinematic lighting, sharp focus, --ar 2:3

あ、笑った。よしよし。

笑顔の質を「Big grin」にしてみたところ、次のような仕上がりに。確かにいかにも悪意のありそうなニヤリ顔。しっかり描き分けてきています。

微笑むならsmile
冷笑するならsnicker
ワハハと笑うならlaugh
フフッと笑うのはchuckle
クスクス笑うのはgiggle
歯を見せて笑うならgrin
馬鹿笑いするならguffaw
まぶしい程の笑顔ならbeam
作り笑いならfake smile

というように笑顔の質も選べます。



そこで笑顔でこれを利用しながら水滴をブワっとさせてみます。

笑いすぎだったり不自然な水滴の形だったりして、なかなか思うようにはいきません。


これが最初に描きたかったものに近いかも。でもちょっと違う…。


狙った画像を1発で生成できる技術が欲しいけれどきっとムリ。そしてリラックスモードではムリ。1度に100枚くらいを自動で生成してくれるボタンが欲しい。もしくは「この部分だけ修正して」と指示できたり、レタッチができる機能があれば…。


今回の指示文はこちらの通りです。

girl, full body portrait, beautiful girl dissolving into transparent liquid oil paint dripping upwards, small drops of water, wind, white dress, charming smile, 8k, octane render, photo realistic, ultra details, intricate details, cinematic lighting , epic scene, --ar 2:3 --testp

基本的には、登場人物の種類、アングルの種類、女の子の状態や描きこむモチーフ、背景、画質の指示という順番です。これにカメラアングルの指示や笑顔の種類などを組み替えていろんな画像を作ってみました。

girlと記述した場合はいろいろな顔の女性が描かれてしまうので、ある程度年齢やジャンルを固定したいならそこも細かく設定したほうがいいです。具体的に「18歳」とするのもいいですが、18歳もいろいろなので逆にどんなタイプの女性なのかわかるほうが良いのかも。Smiling girlとAttractive girlでアタリが出やすかったです。


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