【フランス語】動詞avoirを深掘り:基本用法と慣用句の活用ポイント
参考にしているのは、トレフル出版『倉片フランス語講座Ⅰ 文法』であります。
基本的なことを振り返りつつ、更に案外おろそかにしてしまいがちなことや、私自身の気づきをメモしておこうと思います。あくまでもメモですが、もしこの要約でお役に立てることがありましたら幸いですm(__)m
P.34-38
1.avoirの意味と用法
基本的な意味:~を持っている
典型的な構文:主語+avoir+目的語
原則:目的語には冠詞が付く
2.avoir の動詞句
上記1.の「原則」の中では、目的語には冠詞が付くとあったが、
原則から外れた用法として、目的語の冠詞がなくなり、慣用句になったものがある。これを動詞句という。
例. avoir chaud(暑い)、avoir faim(空腹だ) など
※慣用句:複数の単語の組み合わせで構成されています。
これに対し、動詞は1単語で動作(或いは存在)を表します。
※ここで言う慣用句というのは、固定された言い回しとして使われ、その中でも、動詞と同じ働きをするものを指しています。
※「慣用句」についてですが、恐らく、前置詞や冠詞が組み合わさっているわけではないので、「句動詞」ではなく、「慣用句」と表記している、ということで理解しています。
また、この場合のavoirには、所有の意味は含まれておらず、
動詞句全体で、「人の状態」を表す。
//être+形容詞とほとんど同じ意味。
■補足1:身体部位を表す名詞につく定冠詞
原則:身体の部分を表す語には、定冠詞をつける
→多くは主語により、所有者を把握できる、特定のものであるため。
例. Elle a les yeux bleus.
■補足2:être+属詞形容詞(属詞として用いられている形容詞)
=(≒)avoir+部分冠詞付きの名詞(抽象名詞)
例. Il est courageux. = Il a du courage. など
ブログ主まとめ
:avoir、être まわりは、それぞれの動詞を用いて、同じ意味を表す慣用句や構文を作成できる場合が多く、言い換え表現として持っておくと便利なのではないかと思います。例えば仏検準1級や1級の、名詞化問題を練習したい時にメモしておくと役に立つのではないかと思いました。
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以上。
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