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今日覚えたい発音

ちょっぴり発音(同化)の話

Je viens avec vous.
一緒に行くよ。

avec vous の箇所で一瞬???ってなる可能性があります。
「なんか [k] ではなくて [g] って濁った?」

目で見たものから受ける影響ってとてつもなく大きいので、文字を見ながら聞いていると音は変わっていないと、脳は判断するでしょう。

ネイティブが自然な速さで発音すると(自然という定義は難しいですが、少なくとも教材になっているものは、自然な速さではないでしょうね)、avec の [k] は [g] に変わります。

J'y vais avec Jacques.
J'y vais avec Damien.
J'y vais avec des amis.
(…) J'ai rendez-vous (…) avec des fous.

目ではなく耳で聞きましょう。
ていうか、聞くって耳を使うもので目で聞くわけではないですよね。

・あれっ、「なんば」って今言った時に「なmば」って言ったよ。「なnば」じゃなかったよ。

・「いっぽんでもニンジン」と「にほんばし」の「ん」の音が違うよ。

ぼくも音声学をかじる前は全く音のルールに無頓着で、理屈抜きに適当に話していました。しかしルールを覚えると、応用が効くのです。

ネイティブは音に無頓着なものなのです。
そんなものです。

avec の [k] は、後ろに [g][b][v][d] などの有声音(濁った子音)が来ると影響を受けて [g] になることが多い

覚えておいて損はない理屈だと思います。

ご参考まで


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