今日覚えたい地理(とフランス語)
トゥールはウール・エ・ロワールの県庁所在地
(トゥールは)est la (県庁所在地) d(e) (県)de (ウール・エ・ロワール)
まず、有名な大学都市「トゥール」をどう綴りますか?
では、少し考えて実際に紙に書いてください。
「書くこと」は証拠が残ることなので、この後で「自分の間違い」を目の当たりにすることに繋がります。
恥ずかしいけれど「できないことを認める」ことから、新たな進歩が始まります。
では、どうぞ!
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フランス語には3種の「トゥール」があるのです。
un tour
une tour
Tours
Après la tour Eiffel, on ira faire un tour à Tours.
エッフェル塔の後は、トゥールまで散歩(1周)しましょう。
un tour:ツアー、1周
une tour:タワー
Tours:町のトゥール
余談ですが、80歳以上の人生の先輩に「トゥール」と発音できるか確認してみてください。
ひらがなにないということは、本来は日本語に「トゥ、ディ…」などの音は存在しなかったと考えられるので、「伝統的な日本語」を話している可能性が高い方々は、おそらく「ツール」という発音になっても驚きません。
だって「ツール・ド・フランス」であって「トゥール・ドゥ・フランス」ではないのですから。
あっ、昨日の記事で「明日書きます」と、内容をもったいぶって引っ張っていたのを思い出しました。
これは、明日書きます。
(朝起きて慌てて書き始めたので、昨日の記事の確認を忘れていました)
県庁所在地はフランス語では la préfecture です。
時々 la préfecture を「(都道府)県」の意味で使うネイティブがいますが、辞書にその用法は見つかりません。
(都道府)県はフランス語では un/le département です。
96ある「県」の中で郵便番号37の県が l'Indre-et-Loire です。
ここで不思議なことを発見しました。
ぼくが考えていた答えは、
Tours est la préfecture du département de l'Indre-et-Loire.
(Indre-et-Loireに冠詞あり)
だったのですが、
Tours est la préfecture du département d'Indre-et-Loire.
(Indre-et-Loireに冠詞なし)
も存在していて、どちらも認められるようです。
Les quais de la Seine も les quais de Seine も存在するのと同じでしょうね。
le sud de la France も le sud (Sud) de France も存在するのと同じでしょうね。
気にしないでおきましょう。
ところで、Eure-et-Loire と Loir-et-Cher をよく見比べて調べてみるとおもしろいですよ。
Eure や Cher ってなに?
Loire なの?Loir なの?
自分で調べてみると、少し記憶に残る気がします。
Eure-et-Loire
Loir-et-Cher
は調べたので、今後は間違いなく書ける気がします。
(トゥールは)est la (県庁所在地) d(e) (県)de (ウール・エ・ロワール)
→ Tours est la préfecture du département de l'Indre-et-Loire.
→ Tours est la préfecture du département d'Indre-et-Loire.
ご参考まで
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