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醤油と人間関係

調味料の中でダントツ減りが早いのは、間違いなく醤油である※私の家の冷蔵庫調べ。醤油は、野菜・魚・肉…何にでも合うだろう。冷奴には断然醤油派だ(たまにポン酢に浮気するが)

そんな調味料ランキングNO1の醤油でも、流石にマシュマロやグミとは向き合えないと思う。

醤油ですら合わないものがあるのだから、人間にもお互い合う合わないあって当然である。「醤油をちょっとつけてからマシュマロを焼けば意外とイケる…?」などと、お互いにすり合わせてぎりぎり保てるようなときもあるだろう。
しかし、そこまでして苦手な人と付き合う必要が果たしてあるのだろうか。

大人の対応とすり合わせは似て非なるものだ。
合わない状態のままでも対応できるのが前者。後者は自分自身を削って相手のピースをはめ込み合う、どちらも何かしらの負担を背負い付き合っていくというもの。
合う人だったら身を削らなくても済むのに、合わない人のためにわざわざスペースを作ってあげる必要はない。
こっちは合わせたいのに相手がスペースを作ってくれないからと言って、悪態をつく人もいる。人は人だ。皆がみんな、合わない人ともすり合わせたいとは思っていない。
しかし、上記のような人もきっと悪気があるわけではないのだろう。

もっともっと視野を広げてみよう。
あなたは醤油かもしれない、ポン酢かもしれない、味噌かもしれない、酢かもしれない、マヨネーズかもしれない、ケチャップかもしれない。

合う人もいるし合わない人もいる。
自分から詰め寄っても相手が振り向いてくれないとき、その人はなんの具材なのか考えてみよう。

自分と合わせてくれそうか?

無理強いをしてはいけない。
私も相手も、今よりもっと人生が美味しくなるような人間関係が作れるよう、協力していくべきなのだ。

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