語彙の本棚

話していて面白いと感じる人は、大抵言葉を使いこなしている。どれだけ偏差値の高い学校に通っていて、たくさんの言葉を知っていても、使えなければ知らないのと同じだ。

そんな語彙を上手に使えるかは、その人の頭の本棚に掛かっている。


私が思うに語彙(力)とは、たくさんの言葉を使いこなしてコミュニケーションを円滑に出来ることだと思う。
言葉を使いこなすトレーニングとしては、本を読むこと・テレビを見ること・話を聞くことだ。お笑いも良い教材だろう。アップテンポであれだけの言葉を使いこなす人、スローテンポでも多くの情報を含めてくる人など達人ばかりである。

この文脈でこの言葉を使うと逆に混乱させるとか、この言葉よりこっちの方が伝えたいニュアンスが伝わりそうとか。頭の本棚から適した語彙を引っ張れるかどうかで、話していて面白い人間と思われるかが決まる。せっかく生きるなら、面白みのある人間でいたいじゃないか。ここでの「面白み」とは、単にギャグを言ったりすることではない。

言葉は人間を豊かにする。
振り返ってみたとき、自分は本棚から適切な語彙を引っ張れていただろうか。豊かな言葉を手に入れるためにも、正しい方法で様々なコンテンツに触れてみよう。
気づけば語彙を手に入れていることだろう。

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