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10年くらい前の2月1日

またまた昔書いた日記からのコピペです。もう随分昔のことになってしまった中学受験のことを記録として残します。

第一志望校の入試が終わりました。娘は第二志望校の入試の真っ最中です こんなときにすることじゃないかもだけど今書いておかないと 書けなくなってしまいそうなので今のうちに書いておきます。まあ、ホテルに一人なので他にすることがないともいいますが(汗

娘はとてもすっきりした表情で入試会場に出かけていきました。会場前でK先生にお会いして「あっら~楽しんでいらっしゃい!」といつものオネエ言葉で激励を受けました。名物講師なんです… 。先生に会うと表情が緩むので信頼関係を感じます。

娘とは試験終了まで会うことができず、その間に保護者の面接がありました。 面接に備えて清楚で優しいお母さん、かつ、仕事のできるオンナを (しつこいようですが、ツッコミは禁止!笑うところではないです!!) 演出するために必死な努力をしてきましたが、無駄に終わりました。

面接会場に入り、先生がたの顔を見たら「素」になってしまいました。なんていうか、気に入ってもらおうとか、そういうのは違う気がして。もちろん礼儀は尽くしますが、私の学校と娘との思いを私の言葉で伝えようと。内容は控えますが、とても楽しい時間となり思い残すことはなくなりました。

待ち時間に試験問題が配られたのですが、ツンデレなチドリの恋バナでした。「ああ、いいな…こういうの。」私の胸の隅っこがホンワカしました。この学校の国語の出典凄くイイんです。娘にすすめられて幾つか読みましたが 、ああ、わかる…っていつも思います。出会えたことに感謝です。

試験が終わって、娘を迎えに行くと娘は今までで一番スッキリした顔でした。 私が手を振ると早足でやってきて「お母さん、どうだった?」と聞かれました。「うん、やりきったよ。うまく話せなかったかもだけど楽しかった。カモメは?」

「楽しかった。できたかわかんないけど、やりきったよ。」

「後悔はない?」
「うん。」
「じゃ、よかった。」
こうして、学校をあとにしました。

娘が自分の試験の結果より私のことを先に心配するなんて (それだけ私がダメだってことはよくわかってますから、それはおいといて!) 私自身がそうありたいと思い、かつ、娘にもそうあってほしいと思う人物像に娘が近づいているような気がして試験が無事終わった以上に嬉しかったです。

結果も出ていないし、試験はまだまだ続くけど、やりきったお祝いにホテルで中華料理を奮発して2人で乾杯しました。後から算数で「根本的なミス」をしてしまい大問を丸ごと落としたことに気づきましたが、それはそれでカモメらしいね~と2人で笑いました。

画像は娘が面接の待ち時間にかいた落書き。リラックスしすぎだろ…


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https://note.com/leciel_ruban/n/n1d50d669c535



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